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zoom RSS Best Albums Of 2009 - III

<<   作成日時 : 2010/03/30 23:20   >>

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2009年のベスト、続きです。

06. Pete Yorn / Back & Fourth
4作目。
2001年リリースのデビュー作が本当に素晴らしくて、その後の作品への期待が大きかったんだけど、2作目と3作目はやや低調だと感じられたのでした。
その3作目までが、『朝』『昼』『夜』をそれぞれにテーマにした3部作だったようで、その括りが作品全体の風通しを悪くしていたのかなと考えたりしましたが、どんなもんでしょう。
そんな訳で、新たな一歩となる作品だと思われますが、微妙なジャケット・デザインもあって、期待と不安が半々の中で聴いてみた作品でした。
実際に聴いてみると、1曲目の初めの部分を聴いただけで、あ、今回は違うなと思わせるものがありました。
どう違うのか、言葉ではうまく表現できないんだけれど。
曲自体を見ても、近2作よりも良く書けているように感じられ、デビュー作のように強力な曲はないにしても、じっと耳を傾けていたいと思わせるような佳曲が揃っていますよ。
Scarlett Johanssonとの共演盤(入手済みながら、未聴)も後を追うようにリリースされたし、創作への意欲が良い方向へ作用しているのかも知れません。
もっと素晴らしい作品を生み出せるはずとの思いもあるけれど、まずは良い作品を届けてくれて、満足です。
日本での注目度が高くないのが、何とも残念なとこで、来日の可能性も低いんでしょうねぇ。

07. Tim Easton / Porcupine
5作目ですね。
Brad JonesとRobin Eatonを久しぶりにプロデューサーに迎えての作品。
私を含め、ある種の人にとっては、このコンビの参加は保証書みたいなもので、しかも、すでにデビュー作で相性の良いとこを示していたので、この再コラボは嬉しいものがありましたよ。
で、期待して聴いてみると、その期待以上と思えるぐらいに充実した作品に仕上がっていて、何度となく繰り返して聴いておりました。
大音量で。
迷惑がかからないように、夜はヘッドフォンで(まあ、昼間でも良識の範囲内ですが)。
収録曲が過去の作品より特に優れているとは思わないけど、彼らしさを感じさせる良曲が揃っており、それらを最高の形で活かすような音作りがされている訳ですよ。
所々で効果音とかを使ったりしつつも、基本的にはバンド・サウンドで、特別な事はしていないのかも知れないけど、これだけ引き込まれるんだから、やはり何かあるはず。
余計な事をせず、曲が欲するままに楽器を鳴らすという事なんでしょうかね。
何だか良く分からんけども。
聴いていると飲みたくなるし、飲んでいると聴きたくなる・・・そんなアルバムだと言えば、手っ取り早いっすかね。
そして、2009年には待望の来日も実現(確か、子供の頃に日本で暮らしていたような話を目にした記憶があったりしますが)。
人柄の好さそうな顔立ちはライヴの際にも感じられ、とても楽しい時間を過ごしたのが思い起こされます。

08. Hot Club Of Cowtown / Wishful Thinking
ライヴ盤を含めると、これが6作目になるんでしょうか。
何年か前に来日していた辺りから聴いてみたいと思いつつも、そのまま歳月は流れ・・・
その後、活動停止状態だったようですが、久しぶりの作品を初めて耳にしてみました。
ジャンルとしては、Western Swingと呼ばれるものらしいけれど、あまり詳しい訳でもないし、特に先入観はなくて、Asylum Street SpankersやSquirrel Nut Zippers辺りとファン層が被っていそうというイメージがあるぐらい。
実際に聴いてみると、とても耳馴染みが良くて、程なくお気に入り盤になりましたよ。
上記の2バンドを好きなら、きっとこちらも・・・っていう感じですが、そういう人はすでに聴いている可能性が高いのかな。
収録曲を見ると、オリジナル曲は半数ぐらいで、残りがカヴァーなどになっていますが、オリジナルの方が良いのではと思えます。
夜のアルコールのお供にも申し分なく、心地良く酔わせてくれます。
他の作品も聴いてみたいし、何よりもライヴを・・・と思わせます。

09. Brendan Benson / My Old, Familiar Friend
4作目。
The Raconteursへの参加もあったりしたけど、そちらのデビュー作はあまり聴かなかったし、2作目は入手しないまま。
ソロ作品のリリースが途絶えない事、これが最重要ポイントですね。
デビュー作では、他の人達とは一味違う展開を見せる曲で、豊かな才能を示してくれました。
ところが、その後は行方不明状態になり、やっとの事で届いた2作目では、伝統的なポップ・ミュージック寄りにシフトしつつ、長い期間中に曲を書きためたのか、曲作りは前作以上に充実したものになっていて、待った甲斐があったなと思わせてくれたものでした。
3作目では、いくつかの曲は鮮明に記憶に残っているものの、なぜかそんなに聴かなかったんですよね。
そんな流れの中での新作、そんなに期待していなかったんだけど、繰り返して聴いているうちに、程なく心地良く響くようになり、思わず唸ってしまったような次第。
ブックレットの写真を見ると、少し年を取ったかなと思わせますが、いやいや、まだこれからだと言わんばかりの充実ぶりです。
全作品からのベスト的な選曲でのライヴを脳内で想像・・・
これって、かなりすごい事になるんじゃないかと。
そんな訳で、早く来日して下さい。

10. Kyle Vincent / Where You Are
5作目になりますか。
お蔵入りになり、後にリリースされた作品もあるし、未発表曲集もあったりで、実際に聴く事のできる作品はそれよりも多いのですが。
2009年には、3度目の来日も実現し、日本との絆が深まっているのを感じます。
その過去の来日で披露されていた曲も収録されていて、感慨が深いものがありますが、実はこれが個人的には問題だったりもして。
件の曲はラストに収録の"Petals Of Peace"で、初来日の際に初めて聴いたように記憶していますが、その時には彼らしい曲だなぐらいの認識だったのだけど、2度目の来日で聴いた際には、胸に迫ってくるほどの力強さを感じたのでした。
で、CDに収録された"Petals Of Peace"はライヴでの熱さとは程遠くて、実に淡々としたもので、これでは曲の真の魅力を伝えられていないのではと思わずにはいられなくて、制作面での改善があっても良いのではと思うようになった次第。
曲が良いだけに、それを活かし切れていないように感じられて。
作品そのものに集中すれば、別に過不足ないようにも思うけれど、生の歌を聴いた身からすると、こんなもんじゃないとの思いが強く残るんですよね。
まあ、でも、これまでの作品と同様、本作でも優れたメロディ・メイカーぶりを発揮しており、今後の来日の際に会場に来ていただくべく、多くの人に聴いてもらいたいのです。
初めて聴くのなら、入手しやすさを考慮に入れると、"Solitary Road"でしょうかね。

以上、6〜10位です。
次回で完結です。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。ちょっと忙しくして覗きに来ない間に一気に3つもベスト記事が上がっていました。まだどなたもコメントされていないこの2番目のにコメントさせてもらいますね。

とはいえコメントするのは下位ランキングのアルバム。JWHは僕も去年のベストにランクインさせました(もう少し上の方でしたが・笑)。コステロはここ数作、買っても1−2回しか聴かないことが続いたので、このアルバムはまだ買っていなかったのですが、なんと『King Of America』を引き合いに出されるほどですか。それはぜひ聴いてみなければ。

上位は未聴なのばかりです。ちょっと試聴してみよう。それでは、今年もよろしくお願いします(もう4月なのに、つい)。
yas
2010/04/11 00:21
返信が遅れてしまいました。
ごめんなさい。
そして、多忙な中のコメント、ありがとうございます。

JWHのアルバムは期待に十分に応えてくれる内容で、これまでの作品と同様に長く聴き続けられそう。
ベスト10からは漏れてしまった形だけど、上位の作品と特に差がある訳でもなく、私の中ではベスト10内に入っています。
ならば、入れておけよ・・・ってなとこですが。
yasさんのように同点扱いにすれば良かったのかもですが、何回かに分けて記事を書いている関係で、同点という形を取りにくいんですよね。

Elvis Costelloに関しては、私も同様で、00年代以降の作品はどうも波長が合わないような感じで、あまり積極的に聴いていなかったのだけど、前作が久々にすんなりと聴く事ができて、新作も聴き重ねるごとに良い感じで響くようになり、じっくりと堪能させてもらいました。
"King Of America"の名前を出しちゃいましたが、まあ、あのアルバムは別格みたいなもので、比較云々の対象ではないのかなと思うのだけど、じっくりとルーツ音楽に取り組んだ作品という点で、あれを聴いた事がない人には、まずあれを聴いてみてから新作を聴いて欲しいとの思いで名を挙げてみました。

上位の作品は未聴でしたか。
yasさんのblogで取り上げられる作品が出てくるのかどうか、楽しみに見させてもらいます。

こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
Melody
2010/04/14 23:20

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