今日の音盤 2007/03/31

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John Cougar Mellencamp / Scarecrow (1985)

Indiana州のSeymour出身。初期作品の扱いが少々ややこしいけど、これが7作目かな。John Cougar Mellencamp名義としては2作目。ここ最近は影響力や人気もかつてに比べると減少してしまったのかも知れないけど、80年代の彼は充実した作品を次々にリリースして勢いに溢れていたし、かっこ良かったのです。そんな彼の最高傑作はこれでしょうか。

1985年。ヒット・チャートにおいてロックがまだ主役だった頃と言えそうかな。MTVの全盛期でもあった。Bruce Springsteen、Bob Seger、Tom Petty、Bryan Adamsなんかがヒット曲を次々に放ち、アルバムも当然のように売れていました。まあ、今になって聴いてみても良い作品が多くて、雰囲気だけで売れていたなんて事はなかったと思うのです。

そんな中で、John Cougar Mellencampは最も土の香りを感じさせるアーティストでしたね。情報で知っているだけで実際に映像や音声にはほとんど触れていないけど、この当時の自国の農民を救済するチャリティ・ライヴのFarm Aidの開催でも中心的な役割を果たしたんでしたっけ。音だけでなく、歌詞で歌われている事もそういった印象のものが少なくないですし。

最終的に、このアルバムからは5枚のシングルがBillboardのシングル・チャートでTop 40入り、最初の3枚がTop 10にランク・インしました。まあ、それも納得の内容だし、シングルにならなかった曲もそれらに劣らずの良曲揃いですね。アルバムも2位まで上がり、何百万枚ものセールスを記録しました。

音楽における自分の嗜好を考えてみると、ポップさを持ったルーツ・ロックっていう感じの音が最も好きなんだけど、そんな風になる素地を作ったアーティストの1人がJohn Mellencampでしょうね。その後に色々な音楽を聴いてきたけれど、今でも彼の曲を聴いている時に感じる気持ちはあまり変化していないような気がします。それだけ時代に流されない音作りをしていたんだろうし、これが私の好きな音なんだと改めて思うのです。

1曲目"Rain On The Scarecrow"はアルバム・タイトルへと繋がる曲で、バンドの演奏とJohnの歌が高いテンションで曲を引っ張ります。そのままFarm Aidへと道が続いていたと言えそうですね。名曲。2曲目"Grandma's Theme"では、伝承曲をとても印象的に用いていますね。短い演奏時間ながら、アルバムの空気感を決定付ける上でも重要な存在だと思う。

3曲目"Small Town"は彼の代表曲でしょうね。同じ時期のBruce Springsteenの"My Hometown"の歌詞中の主人公が故郷を離れて行くのとは対照的に、自分の全ては生まれ故郷の小さな町にあり、この町で一生を終えるだろうと歌っています。名曲でしょう。4曲目"Minutes To Memories"も素晴らしい曲ですね。やや静かな感じで始まり、次第に熱を帯びて来る。この流れが何とも自然な中で奏でられています。

5曲目"Lonely Ol' Night"はファースト・シングル曲。親しみやすいロック・チューンで、彼らしさに溢れた曲です。最高っす。6曲目"The Face Of The Nation"はテーマ的に新作の"Freedom's Road"辺りともリンクしているような曲と言えそうかな。青臭い部分もありつつも、真摯な姿が窺えます。曲自体は軽快なロック・チューンで文句なし。

7曲目"Justice And Independence '85"も勢いに溢れたロック・チューン。8曲目"Between A Laugh And A Tear"では、Rickie Lee Jonesをゲスト・ヴォーカルに迎えています。意外な組み合わせのように思えるけど、これが最高とも思える出来で、中盤のハイライトと言えそう。隠れた名曲かな。9曲目"Rumbleseat"は耳について離れない系の小粋なポップ・ソング。

10曲目"You've Got To Stand For Somethin'"はThe Rolling Stones辺りに通じるような雰囲気があるかな。11曲目"R.O.C.K. In The U.S.A. (A Salute To 60's Rock)"はタイトル通り、60年代のロックへのオマージュ的な作品で、それっぽい雰囲気が漂っています。ライヴで聴いたら堪らんでしょうなぁ。これも最高。12曲目"The Kind Of Fella I Am"はボーナス・トラック扱いだったような気もしますが。屈託のない佳曲っていう感じ。

何だかんだで、やっぱり最高! リリースから22年近く経っていますが、新鮮さは失われていないように感じられます。83年リリースの前作"Uh-Huh"(これに収録の"Pink Houses"は超名曲)、本作、87年リリースの次作"The Lonesome Jubilee"、以上の3作は彼の作品の中でも特に素晴らしい。今年リリースの新作も上々の評判のようで、実際にとても良い感じなので、旧譜と共に日本でももっと注目されて欲しいもんです。

John Mellencampのオフィシャル・サイトmyspace

日々の音盤 2007/03 ⑤

2007/03/21 - 2007/03/25

The Decemberists / The Crane Wife
Pete Droge / Skywatching
Electric Light Orchestra / Afterglow
Electric Light Orchestra Part II / Moment Of Truth
The Heavy Blinkers / Better Weather
Norah Jones / Come Away With Me
Shoes / Black Vinyl Shoes
Shoes / Boomerang/Shoes On Ice
Ian Tamblyn / S.T.
Umajets / Swollen And Tender
Wondermints / S.T.
Neil Young / Living With War

以前に書いた通り、CD BabyにてShoesのアルバムの取り扱いが開始されていて、その時に発注したのが上記の2枚。"Black Vinyl Shoes"は1977年リリースの2作目。"Boomerang"は1982年リリースの5作目で、LPリリース時の初回盤に付属のライヴEPの"Shoes On Ice"をカップリング収録しています。なお、1976年に制作されたものの未リリースとなったアルバム"Bazooka"はカウントせずに、それぞれ2作目および5作目としました。

この2枚では、まだ垢抜けない感じの2作目よりは、メジャー・レーベルのElektraからの3作目にして最終作になった5作目の方が私としては好み。レーベルからの売れる作品をとの突き上げがあったと思われるけれど、全くのマイ・ペースっぷりみたいな感じで、細工なしでポップな曲をひたすらやっているような印象。The Carsはレーベル・メイトだった訳だけど、当時のニュー・ウェーヴ的な音を取り入れていたThe Carsとは目指す方向が違っていたという事でしょうか。この後、ShoesはElektraを去り、音源の権利を買い戻し、自らのレーベルから再リリース、DIY精神に溢れた活動を続ける事になるんでしたっけね。そういう意味で、以降の世代のパワー・ポップ・バンドへ与えた影響は音楽性だけでなく、その活動への姿勢までに及んでいそうですね。

パワー・ポップと書きましたが、彼らは勢いで押すタイプではなく、メロディの魅力で聴かせるタイプっていう感じで、ややギター・ポップ寄りの位置にあると言えそうかな。シンプルな演奏も好感が持てます。5作目にはライヴ音源もカップリングされていて、バンドの魅力を端的に知る事ができる作品だと思います。他の作品も聴いてみたくなりました。

CD-Rかも知れないとの心配を以前に書きましたが、5作目は残念ながら、CD-Rでした。購入の際には、その点を認識しておいた方が良いかな。そう言えば、ちょっと関係ないんですが、CD Babyでの試聴ができなくなってしまっています。私のPCだけでしょうけど。何か設定をいじっても~たのかなぁ・・・?

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The Connells / '74-'75 《2007/04/27-リンク削除済》

音楽ニュース

音楽ニュースを少々。

Traveling Wilburysの2作品の再発が決定したそうです。史上最高の覆面バンドとして有名ですが(メンバーはG. Harrison、B. Dylan、R. Orbison、T. Petty、J. Lynne)、なぜか長らく廃盤となっていましたからね。聴きたくても聴く事ができずにいた人も多いはずで、この再発は歓迎されるでしょうね。特にデビュー作は名曲揃いの名盤なので、必聴だと思います。再発に合わせてのボーナス・トラックなどの詳しい情報は、こちら

次に、Ron Sexsmithの曲のみで構成されたカヴァー・アルバムについて。John McDermottというCanadaのテナー歌手です。全く知らない人でしたが、Ron Sexsmithへの評価がこういう風に形となって表れると嬉しいものがありますね。AMGなどによると、4月3日にリリース予定との事(Ronのオフィシャル・サイトによると、もう発売されているっぽいけど)。タイトルは"On A Whim: Songs Of Ron Sexsmith"。Ronも共同プロデューサーとして参加しているようです。聴いてみたい気もするけど、聴くのが怖くもあり。

そのRon SexsmithはSXSWに参加していたようです。また、今年もJuno賞の"Songwriter of the Year"にノミネートされており、その発表が4月1日に控えていて、どうなるのか気になるところ。

日々の音盤 2007/03 ④

2007/03/16 - 2007/03/20

Electric Light Orchestra / Face The Music
Electric Light Orchestra / Discovery
The Feeling / Twelve Stops And Home
Fluid Ounces / The Whole Shebang
The Format / Interventions + Lullabies
Ernie Graham / S.T.
David Lewis / Songs Of David Lewis
Jules Shear / Dreams Don't Count
Sloan / Action Pact
The Stands / All Years Leaving
The Velvet Crush / Soft Sounds
Denison Witmer / Philadelphia Songs

Sloanの"Action Pact"を久しぶりに聴いてみたら、やっぱり良いじゃないですか。以前は何を聴いていたんでしょうねぇ。こんな感じで良さに気付かぬままに放置してしまっているCDが多そうだなぁ。去年の新作も良い感じだったし、最近のライヴは充実の楽曲が並んでいるんでしょうね。日本では以前に比べて話題になる事が少ないように感じるけど、旬を過ぎたバンドだとは思えないので、また注目度がアップして欲しいもんです。そういう意味で、30曲入りの新作はインパクトもあるはず。

Travisのサ○ソニ参戦が決まったようですね。単独公演で来て欲しかったのになぁ・・・ 前回の来日は痛恨のキャンセルでしたからね。単独ライヴもある事を願いつつ、サ○ソニに行くかどうか悩む日々になりそう。

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Teenage Fanclub / I Don't Want Control Of You 《2007/04/21-リンク削除済》

今日の音盤 2007/03/20

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Ernie Graham / S.T. (1971)

Ernie GrahamはNorthern Ireland(北アイルランド)のBelfast(ベルファスト)出身で、このセルフ・タイトルのアルバムはソロ・デビュー作にして、唯一のアルバム。幻の名盤として、SSWファンに知られてきたそうですが、数年前にCD化され、多くの人を喜ばせました。私はそのCD化された時に存在を知り、早速購入したのですが、それ以来、コンスタントに聴き続けています。名盤なのです。

ブックレットに略歴が書かれているので、それを簡単にまとめておきます。後にWingsにも加入するHenry McCullochらと共に、Peopleというバンドを結成、Eire Apparentに改名し、1969年にアルバムを発表。バンドはJimi Hendrixと共に北米ツアーを行い、このアルバムにも彼が参加しているらしいです。バンドは1970年に解散、翌1971年にソロ・デビュー作となる本作をリリース。そして、1972年にClancyというバンドを結成、1975年と1976年にそれぞれアルバムをリリースしています。その後の1978年にErnie Grahamはシングル"Romeo"をリリース。

さて、この唯一のソロ・アルバムですが、本人以外の参加メンバーはHelp YourselfやBrinsley Schwarzのメンバー達ですね。当然ながら、Nick LoweやIan Gommの名もクレジットされています。パブ・ロック周辺の音楽はそんなに詳しくありませんが、ここでの演奏はとても味わい深いものがあります。The Bandに代表されるような米国音楽への憧憬が素直に表出しているような感じでしょうか。そんな中にも英国的なウェット感が顔を覗かせ、唯一無二とも言える香りを放っているように思えるのです。

北アイルランドについて、少し触れておきましょうか。と言っても、特に詳しく知っている訳じゃないんだけれど。勘違いされている事もありそうですが、現在の北アイルランドはUKに属しています。スコットランドやウェールズなんかと同じですかね。政治的な事は手に負えないので書きませんが、文化的な面で言えば、本来のアイルランド的な部分とイングランド由来の部分とが混じり合い、どちらとも微妙に異なるものが形成されていると思われ、音楽の世界でもそうなんじゃないかと推測したりします。代表的な存在となると、当然ながら、Van Morrisonとなるんでしょうけど、あの人を普通の尺度では語るのは無理でしょうからねぇ・・・

1曲目"Sebastian"で静かに幕開けです。鼻歌の延長とも言えそうな、何ともナチュラルなメロディ。Ernieの人懐っこいヴォーカルにバックのシンプルな演奏が絡むと、これが何とも言えない空気を発散するんですよね。素晴らしい。名曲だぁ。2曲目"So Lonely"では、緩やかなグルーヴと共に、温かいメロディが幸福感を運んでくれるような感じでしょうか。

3曲目"Sea Fever"。海に打ち寄せる波の音(?)で始まるイントロ、そこにピアノの音が被さり、オルガンがじわりと絡んでくる。北の海の寒く厳しい光景が脳裏に浮かんでくるような曲ですが、そこから温かみも感じられるんですよね。4曲目"The Girl That Turned The Lever"は音楽の魅力を凝縮したような名曲。3曲目とは対照的にリラックスした雰囲気の中、幸福感に溢れた歌と演奏が堪らなく素晴らしい。このアルバムに出会い、この曲を聴く事ができて、本当に幸せ。音楽って、最高だなぁ。

5曲目"For A Little While"も素晴らしすぎるなぁ。しぃ~・わず・まぁ~~ぃん・ふぉ~~・ぁ・りる・わぁ~~~~ぃ♪ 6曲目"Blues To Snowy"はちょっと変わった曲ですね。独特のテンションが保たれたまま曲が進行します。実際に聴いてみるのが良さそう。クセになる音かな。7曲目"Don't Want Me Round You"では、耳をくすぐるように奏でられるオルガンが印象的。他の曲でもそうだけど、曲の良さを引き立てるバックの演奏が重要なポイントですね。

8曲目"Belfast"は生まれ故郷をタイトルに冠していますね。終始奏でられるフィドルの物悲しげなメロディが印象的で、一度聴いたら忘れられないぐらいに強烈。ケルト的な感じもあるけれど、どちらかと言えば、トルコ辺りのイスラム圏のメロディのように感じられるのですが、どうでしょう。聴き始めた頃は面食らったと言うか、違和感を感じたけれど、聴き慣れた今となっては、この曲で幕を閉じる流れ以外は想像できないですね。

何度聴いても本当に素晴らしい。どの曲も名曲ですよ。幻の名盤だったのも昔の話で、現在ではSSW作品の必聴盤になっている感じですが、未聴の方は是非とも聴いてみて欲しいです。私の持っているのはVinyl Japanレーベル盤なので、オリジナルの8曲のみですが、現行のHuxレーベル盤には上記のシングル"Romeo"の音源を収録しているはずで、そっちも聴いてみたいですねぇ。手元の本によると、『目の覚めるようなパワー・ポップが奏でられ』ているらしく、興味津々。

裏ジャケに写る、笑顔のErnie Graham。その表情がそのまま作品に反映されたかのよう。寒い日が続いていますが、春はすぐそこ。この名盤と共に春の訪れを迎えたいですね。

日々の音盤 2007/03 ③

2007/03/11 - 2007/03/15

Vashti Bunyan / Just Another Diamond Day
Elvis Costello / Trust
Eels / Beautiful Freak
Eels / Electro-Shock Blues
Fastball / Keep Your Wig On
The Honeydogs / Amygdala
Indigo Girls / Strange Fire
Van Morrison / Veedon Fleece
Ron Sexsmith / Other Songs
Sherwood / Sing, But Keep Going
Judee Sill / S.T.
Sloan / Never Hear The End Of It

昨年リリースされたSloanの久々の新作、年が明けてからリリースされた安価なUS盤を入手しましたが、かなり良いんじゃないでしょうか。全30曲で77分弱の大作なんですよね。でも、特に気負った感じはなく、じっくりと丁寧に作られたような印象。まだ3回ぐらい聴いただけだし、30曲もあるので、本当の良さが分かるのはもう少し先のように思いますが。彼らの作品では、1999年の"Between The Bridges"が一番好きで、その後の作品はその反動もあったのか何度か聴いた印象がイマイチで、あまり聴いていませんでした。新作と併せて、聴き直してみましょうか。

今日は我が家の愛犬の命日。あれから3年も経ったのかぁ・・・

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The Thorns / I Can't Remember 《2007/04/21-リンク削除済》

音楽フェス

サ○ソニ(検索で引っかかってもらっても困るので、伏字扱いです)の出演メンバー発表の第1弾が数日前にありましたが、今年は私に関係なさそうなフェスになりそう。

気になるのがOK GoとCyndi Lauperぐらいで、何とも情けない状況・・・って言うか、Cyndi Lauperを目当てで見に行く人は他に見てみたいと思うような出演メンバーがあるのかが心配になるぐらい。まあ、見に行かないだろうから、どうでもええんやけど。

さて、ちょっと調べてみたら、現在、SXSW(South By Southwest)が開催中なんですね。Texas州のAustinで毎年開催されている音楽フェスです。死ぬまでに一度は見てみたいもんですねぇ。こんなフェスを開催できる土壌、日本には望めないものなんでしょうか。SXSWのオフィシャル・サイトは、こちら

参考までに、同じAustinで開催のフェス、Austin City Limitsのオフィシャル・サイトのリンクも。こちらです。

日々の音盤 2007/03 ②

2007/03/06 - 2007/03/10

America / Here & Now
Electric Light Orchestra / No Answer
Evan And Jaron / We've Never Heard Of You Either
Fluid Ounces / Foreign Legion
The Frank And Walters / Glass
Bert Jansch / Moonshine
Gary Jules / S.T.
Chris Laterzo / WaterKing
John Mellencamp / Freedom's Road
Gurf Morlix / Cut 'N Shoot
Erik Voeks / Sandbox
Lucinda Williams / West

一番好きなアーティストがJohn Mellencampだった時期がありまして。正確には、John Cougar Mellencampの頃なのですが。Bruce SpringsteenやTom Pettyよりも、彼の曲が好きだったんです。90年代以降のJohnの作品は良い曲もあるんだけど、あの頃の輝きは少なからず失われているように感じられて、あまり熱心には聴いていませんでした。でも、今年リリースの新作は何かが違う。あの雰囲気が戻って来ているように感じられる。良いな。

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Josh Rouse / Quiet Town 《2007/04/11-リンク削除済》

日々の音盤 2007/03 ①

2007/03/01 - 2007/03/05

America / Here & Now
Elvis Costello & The Imposters / The Delivery Man
Eugene Edwards / My Favorite Revolution
Eels / Daisies Of The Galaxy
Electric Light Orchestra / On The Third Day
Hannah Cranna / Better Lonely Days
Mark Johnson / 12 In A Room
Mark Johnson / Last Night On The Roller Coaster
Maria McKee / Life Is Sweet
Ooberman / Hey Petrunko
Wilco / Yankee Hotel Foxtrot
Lucinda Williams / West

今年リリースの新譜をやっと初聴き。まず、America。ベスト盤を持っているだけで、そんなには知らないのです。認識としては、70年代から80年代前半の人気ポップ・バンドで、数々のヒット曲を残したっていう感じ。何年か前にメンバーのGerry BeckleyがRobert LammやCarl Wilsonと組んでアルバムを出した時に、ああ、まだ現役で頑張っているんだなと思った記憶があるけれど、結局そのアルバムは買わなかったので、それっきりでした。

さて、この新作はFOWのAdamとJames Ihaによるプロデュースで、他にも豪華なゲスト陣を迎えての作品になっていますね。まず、12曲中7曲を歌っているGerry Beckleyの声が若い。幼いとも言えそうなぐらい。FOWのChrisとLinusを足して、2で割ったようなとでも言いましょうか。そんなもんだから、FOWのフォークっぽい曲に通じるような感じもあり。もう1人のDewey Bunnellの方はやや渋めで、こちらはSSW作品のような味わいがあるかな。とにかく、かなり良さそう。驚きのカヴァーも。ライヴ盤を同梱で、お得。1年早くリリースされていたら、Udoのフェスに来てたかも?

そして、Lucinda Williams。ドキドキしながら聴きましたが、これは何と言えば良いのでしょう・・・?

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Eels / Last Stop: This Town 《2007/04/11-リンク削除済》

Mark Johnson

何となく久々に取り出したMark Johnsonの"12 In A Room"。1992年にリリースされたアルバムで、1998年に4曲を追加してNot Lameレーベルから再発されています。そのNot Lame盤も入手困難だったけど、数年前ぐらいに再々発されていたような記憶があります。

このアルバムは2作目に当たり、デビュー作は何とそこから遡る事20年の1972年にVanguardレーベルからリリースされていたのだとか。こちらはCD化されていないはずで、機会があれば聴いてみたいもんです。Vanguardと言えば、フォーク関連の老舗レーベルですし、Mark Johnsonのデビュー作もそんな作風のSSW作品という感じらしいです。

でも、この2作目を聴くと、そんな事は全くと言っていいぐらい想像できませんね。比較的イメージが近そうなのは・・・Chris von Sneidernとかかなぁ。彼をもうちょっと南国風にしたような感じでしょうか。とにかく、すごくポップなんです。

この後、2000年に3作目をリリース、その後は全くどうなっているのか知りませんでしたが、調べてみたら、2005年にMark Johnson And The Wild Alligators名義でアルバムを出していました。他には、ディズニーのアニメ映画"Cars"に関わったりもしていて、元気に頑張っているようです。

そして、一番驚いたのが彼とWillie Nileって、旧知の間柄で、最近でも親交が深いようです。Willie Nileの初期作品にMark Johnsonが参加しまくりだし、Mark Johnsonの3作目にはWillie Nileとの共作が収録されていたりもします。思わぬ所で繋がっているもんなんですねぇ。

アルバムのレヴューを書こうかとも思いましたが、イメージ的に夏の方が合いそうなので、今日はこの辺で。

日々の音盤 2007/02 ⑥

2007/02/26 - 2007/02/28

Fluid Ounces / The Whole Shebang
Golden Smog / On Golden Smog
Hal / S.T.
Damien Jurado / Rehearsals For Departure
Dan Kibler / Capsule
Ben Kweller / S.T.
Roger Joseph Manning Jr. / Solid State Warrior
Ooberman / Running Girl
The Rocket Summer / The Early Years EP
Jules Shear / Dreams Don't Count
Sherwood / Sing, But Keep Going
Chris von Sneidern / California Redemption Value

The Rocket Summerこと、Bryce Avary君が16歳の頃の2001年に自主制作でリリースしていたEPに1曲を追加して再発された"The Early Years EP"。録音は1999年から2000年。2003年のデビュー・アルバムでも早熟っぷりを見せていましたが、この時点で素質がすでに開花していますね。微妙に声が違う以外は、例の感覚が音の端々で元気に顔を出していて、十分に楽しめる作品になっています。曲も良く書けてるわ。ファンなら、間違いなく“買い”でしょう。

オフィシャル・サイトを見ると、どうやらメジャーのIslandレーベルに移籍したようで、新作は今年の6月にリリースだとか。これは来日がありそうな予感。今度こそライヴを見なくては。

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The Rocket Summer / This Is Me 《2007/04/01-リンク削除済》