8月最終日ですね

秋生が発売されていたので、条件反射でゲット。やっぱり、うまい。そして、明日から9月ですか・・・ そう言えば、あの暑さは少し後退してますね。今年の夏はミュージック・フェスにも参加せず、ここ数年では最も動きのないものでした。地味に音楽を聴いていたような印象が。こんな夏も悪くないかなと思うけれど、来年は充実の参加バンド&アーティストのフェスに行きたいもんですね、やはり。

心斎橋のTowerも今日で閉店ですね。ここ数年は行く回数も減っていたけれど、なくなってしまうと寂しいものがありますね。あの辺りに行く事も少なくなりそうですね。とにかく、今回の閉店セールも含めて、色々とお世話になりました。

Towerと言えば、セールで色々と仕入れたので、この先は聴くものに困らなくて済みそうです・・・って、これまでも別に困ってないんだけれど。あの30枚の中で最大の収穫はJonny Kaplanでしょうか。他のは入手できそうかなと思えるけれど、これは私が存在を知った時にはネットでも購入できるショップを見つけられなかったんで。まあ、他にも入手困難なブツもあるかも知れませんが。んで、そのJonny Kaplanのアルバムを聴いてみましたが、良いっすよ。Tom Pettyとかが好きなら、間違いなく気に入るであろう内容ですね。こうなったら、ソロ名義の"California Heart"も聴かなくては。Ken Stringfellow(仕事し過ぎ?)やThe WallflowersのRami Jaffeeも参加との事で、当然ながら期待できそうですね。

色々と来日が決まっていたりするようだけど、今年はそんなに行けそうもないなぁ。夏に引き続き、秋も地味に音楽を聴く日が多くなりそうですね。とりあえず、Asylum Street Spankersのライヴが9月中旬で、これには参加。Roddy Frameのチケットはまだ入手してないなぁ。クアトロとかなら迷う事もないと思うけれど、Blue Noteなのがまだ引っかかってるんですよね・・・ 行くはずなんですが。

阪神、今日は勝ちましたねぇ~♪ 目の前の試合を勝って行くだけだと思うんで、週末以降の試合も目が離せませんね。明日は試合がなくて良かった。

今日の音盤 2006/08/28

画像今日の音盤。

Jackson Browne / For Everyman (1973)

Jackson Browneの2作目ですね。私もたくさんのアルバムを聴いて来ましたが、これはその中でも最も素晴らしいものの一つです(アナログ盤も持っているぐらいですから)。曲や演奏が良いのはもちろんの事、全体の流れが絶妙なんですよ。参加メンバーはお馴染みのDavid LindleyやDoug Heywoodなどに加え、Eaglesのメンバーを始めとしたウエスト・コーストの有名どころ、さらには、Jim KeltnerやSpooner Oldhamなど、書き切れないぐらいの充実ぶり。

Bob Dylanを中心としたフォーク・ムーヴメントの結果として(だと思うのですが)、シンガー・ソングライター・ブームが1970年頃から起こり、James TaylorやCarole Kingなどを筆頭にポップ・シーンでも注目される存在となりました。The BeatlesやSimon & Garfunkelもこの時期に解散、ソロへと活動を移し、そういったタームでは語られる事は多くないかも知れないけど、シンガー・ソングライターとしての側面の濃い作品をリリースしています。CSN&Yのメンバー達がソロ作品をリリースし始めるのもこの頃だし、Todd Rundgrenもソロでの活動をスタートさせてますね。Carole Kingは職業作曲家として活動していた人ですし、以上の事とかから考えても、この時代には多くのミュージシャンがソロ・アーティストとしての活動に向かっていたように思えます。もちろん、その一方でバンド形態でのロックも60年代とは別のパワーを身につけ、巨大化あるいはエンターテインメント化が進行して行き、後のパンク・ムーヴメントを誘発する下地を作って行く訳で・・・って、横道に逸れまくり。まあ、でも、実際にはそんなに単純に二分化してたなんて事はないはずなんですが。

さて、Jackson BrowneはそんなSSWブームも佳境の1972年にデビュー作をリリースしています。前年にはCarole Kingの"Tapestry"がリリースされて、歴史に残るぐらいのヒットとなり、新たな才能の登場を心待ちにする人が少なくなかった頃なんじゃないかと想像します。このデビュー作からは"Doctor My Eyes"がヒット、アルバムも高い評価を受けたようです。私も良い作品だと思いますね。そんな後にリリースされたのが今日の音盤です。一般的には彼の代表作は3作目の"Late For The Sky"とされる事が多いようだけど、私はこの2作目を強く推したいですね。もちろん、3作目も傑作で、大好きなんですけど。

冒頭を飾る"Take It Easy"はEaglesのGlenn Freyとの共作で、すでにEaglesがヒットさせたものですね。あちらのカラッとした雰囲気に比べると、こちらは幾分かウェットな感じかな。どっちも良いな。曲間なく2曲目"Our Lady Of The Well"に突入で、こちらはテンポを落とした、いかにもJackson Browneらしい曲と言えそう。独特の蒼さと言いましょうか。3曲目"Colors Of The Sun"はアルバムの中で最も重いトーンの曲でしょうか。私の英語力では歌詞の真意は測りかねますね。

4曲目"I Thought I Was A Child"は私がJackson Browneを頭に思い浮かべた時に抱くイメージに最も近い雰囲気を持った曲でしょうか。この時期の彼にしか書けない曲だと思う。名曲。5曲目"These Days"はGregg Allmanに提供した曲の自演ヴァージョンですね。ブックレットによると、アレンジメントはGregg Allmanのものにインスパイアされているとの事ですが、そちらは昔に何かで聴いた事がある程度なので、ここでは比較できません。この曲はFountains Of WayneやDenison Witmerもカヴァーしていますよね。それだけの魅力を持った曲ですよね。素晴らしい。アナログ盤では、ここまでがA面。

ここからB面。6曲目"Red Neck Friend"は軽快なロック・チューン。Elton Johnが変名にてピアノ演奏で参加。ポップさに溢れていて、理屈抜きにして楽しい。7曲目"The Times You've Come"は落ち着いたトーンの中にも静かに盛り上がる感じが何とも言えませんね。SSW作品らしい曲と言えそうかな。8曲目"Ready Or Not"はメロディ・メイカーとしての資質の高さを分かり易い形で示してくれるような曲ですね。耳について離れないような感じで、特にバックでずっと鳴っているElectric Fiddle(電気ヴァイオリン?)がやけに印象的。

ここまでも素晴らしい曲の連続でしたが、ここからが最後のハイライト。9曲目の"Sing My Song To Me"は心に沁みるメロディがじわじわと響き、これまでのアルバムの流れを頭のどこかで回顧させるような感じがしてしまいます。この曲自体が素晴らしいのはもちろんなんだけど、前後の曲を取り持つような色合いもあるように思う。そして、曲間なく10曲目"For Everyman"へ。この曲はこれまで聴いたどの曲とも違う魅力を持っていますよ。音楽の本当の素晴らしさを教えてくれたような(何回も教えられてるんですが)、私にとって本当に大切な名曲。いつまでも聴き続けます。

音楽を長年聴いていると、色々な作品に出会いますよね。好きになったり、嫌いになったり、意識しないうちに聴かなくなったり。特に最近は自分でも訳が分からないぐらいの量になったりして、音楽との向き合い方を考えてみたりする瞬間が増えているように思えます。以前に比べて、曲がすんなりと入り込んで来ない、そんな風に感じる事が少なくありません。でも、やっぱり、新しく知ったものの中に思わぬ宝物を見つけたり、昔から聴いているものの中に以前は感じ取れなかった何かを発見したり。やっぱり、音楽を好きなんですよね。そんな移り変わりを経ても、ずっとコンスタントに聴き続けて来た大切なアルバム、それがJackson Browneの"For Everyman"です。

1972年のデビューだから、すでに34年も経っているし、彼の作る音楽も年月と共に変化しております。一般的には"Hold Out"がターニング・ポイントとして捉えられているようで、それより前が好きか以降が好きかで分かれるのですが、やはり初期の作品を好きな人の方が多いようです。私も同様で、初期作品はどれも好きですね。その後の作品は曲単位では良いものもあるけれど、時代と歩調を合わせようとしたようなアレンジメントとも相俟って、かつての輝きが薄れたような印象をどうしても持ってしまいます。そんなもんで、アルバム入手も後追いになりがちで、オリジナルでは最新作に当たる"The Naked Ride Home"は未入手のまま。

そんな中、昨年の暮れにアコースティック・ライヴを収めたアルバムがリリース、初期の曲を中心とした選曲もあり、とても良い感じ(続編もありそう)。MCもそのまま収録されていて、会場の雰囲気もそのまま伝わって来ます。Denison Witmer、Fountains Of Wayne、Neal Casal、Ron Sexsmithなど、何らかの形でJackson Browneを意識させられる事が多くなったような気がするし、"The Naked Ride Home"も含めた近作に再度ちゃんと接してみようかと。

このblogを見ている人で彼の作品を聴いた事がない人に、今日の紹介文が彼の音楽に触れる何かのきっかけになれば良いなぁ。

日々の音盤 2006/08 ⑤

2006/08/21 - 2006/08/25

The Autumn Defense / Circles
The Beatles / Beatles For Sale
Jackson Browne / Saturate Before Using
Jackson Browne / The Pretender
The Get Up Kids / Guilt Show
Golden Smog / Another Fine Day
Jupiter Affect / Instructions For The Two Ways Of Becoming Alice
Willie Nile / Streets Of New York
The River Bends / ...And Flows Into The Sea
Snow Patrol / Eyes Open
The Vessels / S.T.
Denison Witmer / Recovered

Denison Witmerの"Are You A Dreamer?"を聴いて以来、気になっていた前作"Recovered"。1970年代のシンガー・ソングライターの作品をメインにしたカヴァー曲集ですね。彼の作品を初めて聴いた時に頭に浮かんだJackson Browneの曲を2曲取り上げているんですが、"Farther On"の方はちょっと微妙なアレンジが施されてますね。この時期のJackson Browneの作品は隙がない仕上がりなんで、オリジナルを超える出来は期待しにくいんですが、変にいじっても好結果にはならないような気がします。"These Days"の方は微笑ましい感じになっていて、これは良いですね。この曲はFountains Of Wayneもカヴァーしてましたね。1番のお気に入りは1曲目の"Simple Man"かな。Graham Nashのソロ・デビュー作に収録されている曲ですね。全体としては、奇をてらわない選曲の良盤だと思う。ここからオリジナルへと遡るのも良し、オリジナルのファンがここに辿り着いてくれたりってのは可能性が低そうかなぁ・・・

んで、The River BendsはそのDenisonが友人と組んだバンド。何度か聴いた限りでは、ソロとの違いは特に感じられず、好感触ですね。

今日の収穫 2006/08/23

昨日の収穫・・・CD。

01 Befour Three O'Clock / Happen Happened
02 Paddy Casey / Amen (So Be It)
03 Cowboy Junkies / Pale Sun, Crescent Moon
04 Dexter Freebish / A Life Of Saturdays
05 Eastmountainsouth / S.T.
06 Fool's Garden / For Sale
07 Fotomaker / Vis-A-Vis
08 The Gourds / Stadium Blitzer
09 Indigo Girls / Become You
10 Jack Ingram / Livin' Or Dyin'
11 Mason Jennings / Century Spring
12 Damien Jurado / On My Way To Absence
13 Jonny Kaplan & The Lazy Stars / Ride Free
14 Robert Earl Keen / Gravitational Forces
15 Robert Earl Keen / The Party Never Ends
16 Robert Earl Keen / What I Really Mean
17 Loose Diamonds / Fresco Fiasco
18 Lullaby For The Working Class / Song
19 Minibar / Fly Below The Radar
20 Leona Naess / Comatised
21 Mark Nevin / The Mighty Dove
22 Ooberman / Hey Petrunko
23 Rod Picott / Stray Dog
24 Julianna Raye / Restless Night
25 Richmond Fontaine / Miles From
26 Amy Rigby / Til The Wheels Fall Off
27 Rubyhorse / Goodbye To All That
28 Sister Hazel / Fortress
29 St. Thomas / I'm Coming Home
30 Superdrag / In The Valley Of Dying Stars

まあ、こんなんです(誰かにあげる用とかを他に数枚買ってるって事は内緒です)。ここ数年の間に気になっていたものがほとんどですね。例えば、Julianna Rayeで言えば、1stがJeff Lynneプロデュースとの事で入手し(普通の出来でしたが)、久々の2ndは手が回ってなかったんですが、手にしてみると、Ethan Johnsがプロデュースであったり。買い過ぎのように映ってしまうかも知れんけど、色々とアンテナを張ってると、これぐらいにはなってしまうんですってば。

ちなみに、MinibarはPete Yornのお気に入りバンドね。Mason JenningsはBen Kwellerがオススメしていて、実際に聴いた1stは良作だったし。最後に、Robert Earl Keenの新作がリリースされた際には、細心の注意を払わねばならないなと思う次第です(数ヶ月前にも中古で安く入手してるし)。日本ではあまり認知されてないって言うか、認知度がゼロに近そうだけど、この前の盤を聴く限りでは確かな才能を持った人ですよ。じゃないと、こんなに買いません。

とてもじゃないけど、全てに触れるのは無理なので、日々の音盤とかで反映させられる分はそうしたいなと思ってます。

1枚305円、恐ろしくも心地良い・・・か?

突撃

暑~い・・・ しかし、タイガースは秋風が近づきつつ・・・って、いや、まだまだ諦めちゃダメですよ。そんなこんなか何か分かりませんが、暑さを乗り切るべく(?)、心斎橋に突撃して来ました。そう、例の閉店セールです(タワーね)。

受け取ったレシートによると、1990年9月のオープンだそうですから、16年ですか。初めて行った時(開店直後ではなかったような?)はビックリしましたねぇ。建物全体がレコ屋でしたから。当時はクラシック音楽に興味が移っていたり、色々とあったので、そんなにCDは買ってなかったはずですねぇ・・・ 本格的に利用するようになったのが1998年以降でしょうか。月に1回ぐらい、日本橋から北上するコースor梅田から南下するコースで、位置的にも真ん中にあったので、よく顔を出した記憶が。色んなショップを巡りながら、良質な音楽と出会うべく、ディスクを漁ってましたねぇ・・・

ただ、マイナーなポップものは梅田の丸ビルの店舗の方が品揃えが良いような感じだったので、次第に足は遠のいたんですが。そして、決定打となったのがネット接続ですね。まあ、手に入らないCDが多すぎたので、それを解消するべくネットを始めたので、必然とも言えるんですが。

・・・な、なんでやねん! あっ、すいません。私にしか分かりませんね、怒っている訳が。上の文の後に色々と書いていたんですが、変なキーを押したのか何なのかさっぱり分かりませんが、文章が消えちゃいましたよ。店舗型のショップとネットとの関係について、さもありなんな説を書いたりしてたんですが、跡形もなく消えちゃってますね、わっはっは・・・

かなりブルーになってしまいましたが、続きを。本来なら、今日の収穫とかって書くんですが、今夜はなしです。疲れてしまったし、このラインナップをタイプする気にはなりません。このレシート、やたらと長いんですよねぇ。こんなに長いのは生まれて初めてですよ。京都のVirginの閉店セールの時もそれなりだったけど、あの時は何度かに分けて行ってたはずだし。今日のレシートは見た時に笑いを堪えるのが大変でしたよ、ホントに。そんな訳で、詳細は明日(羅列するだけっぽいけど?)。

日々の音盤 2006/08 ④

2006/08/16 - 2006/08/20

The Beach Boys / Sunflower/Surf's Up
The Bis-Quits / S.T.
Duncan Browne / Give Me Take You
The Feeling / Twelve Stops And Home
Keane / Under The Iron Sea
Alison Krauss + Union Station / New Favorite
The Mayflies USA / Summertown
Old 97's / Fight Songs
Tom Petty / Highway Companion
Judee Sill / S.T.
Splitsville / Incorporated
Brian Wilson / S.T.

以前から気になっていたJudee Sill。結局、Rhino Handmade盤には手が出なかったんですが、今なら普通に手に入りますからね。他のアルバムも入手したんですが、まずは1971年リリースのデビュー作から聴き進めています。CD化は遅れたけれど、時代を経ても聴き継がれるだけの事はあるなぁ~って、しみじみと実感。1曲目のアコギのイントロからJudeeが歌い始めるところとか、もう言葉もないぐらいに素晴らしいですねぇ。もちろん、他の曲も良いです。大切な作品になりそうな予感。Rhino Handmade盤をまとめた(?)2枚組コンピ盤が出たようで、そちらも気になります。

彼女の事を全く知らない人のために少しプロフィールを(私も詳しく知ってる訳じゃないけど)。1971年にAsylumレーベルからデビュー・アルバムをリリース、1973年には2作目を。デビュー作のジャケでは十字架も見えているし、"Jesus Was A Cross Maker"というタイトルの曲もあり、信心深い人だったのかな。波乱万丈の人生だったようですが、作品を聴く限りだと、曲自体はとても穏やかに感じられます。1974年に3作目のレコーディングをしたものの、これは完成しないままで、その5年後の1979年に彼女はこの世を去ってしまっています(ドラッグの多量摂取が原因とも言われているそうですが、詳細は不明との事)。未発表のままだった3作目はJim O'Rourke(彼女の大ファンだとか)がミックスを施して完成させ、デモ音源などの未発表作品を加えた2枚組にて、2005年にリリースされています。

今日の音盤 2006/08/18

画像今日の音盤。

Brian Wilson / S.T. (1988)

The Beach Boysの中心人物としても知られるBrian Wilsonが初めてリリースしたソロ・アルバム。The Beach Boysでのデビューが1961年ぐらいだから、四半世紀以上を経てのソロ・デビューになるんですよね。"Smile"は最近になって再現されたけれど、1966年頃に"Smile"の制作を巡って孤立し、以降は素晴らしい作品も残してくれたりもしているけれど、ファンの期待とは遠い日々が続いていたんじゃないでしょうか。そんな折の1980年代後半に届いたアルバム。彼のたどった数奇な人生にも興味を引かれましたが、やはり、彼の作る音楽の素晴らしさ、これに尽きますよね。

ポップ・ミュージックの世界で天才を3人選べと言われれば、私なら、まず、Brian Wilsonを挙げて、残りの2人を誰にしようかと悩みますね。もちろん、3人なんて選び切れないんだけど。うまく言えないけれど、彼が地球上にいて音楽を作り続けている事、これが何よりも素晴らしいなぁ・・・って、本当にうまく言えてへんやん。

1曲目の"Love And Mercy"は彼らしい純粋さが歌詞にも表れていて、至上のメロディとも相俟って、最高の出来に。これは名曲中の名曲です。2曲目はガラッと雰囲気も変わって軽快なポップ・チューン。Brianもまだまだ若いっちゅ~感じでしょうか。3曲目"Melt Away"はタイトル通りに融けてしまいそうなぐらいに美しいメロディが堪りません。大好きな曲です。4曲目"Baby Let Your Hair Grow Long"、この曲のタイトルは"Pet Sounds"に収録の"Caroline No"の歌い出しの部分の歌詞『Where did your long hair go?』を思い出させるんですよね。曲調はかなり異なっているけれど。

5曲目"Little Children"は陽気なクリスマス・ソングっていう雰囲気がするんですが、どうでしょう。Phil Spectorとかの流れにありそうな気がします。6曲目"One For The Boys"はBrianの真価を発揮したようなアカペラ・ソングで、この上ないぐらいに格別な響き。素晴らしいです。7曲目"There's So Many"は"Friends"の頃の親しみ易さに溢れた楽曲に通じるような感じですね。まあ、もう少しゴージャスに仕上げていますが(デモ音源と比べるのも良)。これも名曲でしょう。8曲目"Night Time"は頭の中をグルグルと回るような曲ですね。何か気が付けば、この曲を口ずさんでる時とかがあります。

9曲目"Let It Shine"はJeff Lynneとの共作&共同プロデュース作品で、夢の共演による夢のような名曲ですよ。ライナー・ノートによると、曲の大部分はJeffが書いて、オープニング部分がBrianによるものだとか。確かに、曲自体はJeffの色合いが濃いですね。でも、うまくバランスも取れていて、最終的には2人の個性がうまく溶け合っていると思う。この曲はこれまでに聴いた全ての曲の中でも10指に入るぐらいに自分にとっては重要な曲なのです。

10曲目"Meet Me In My Dreams Tonight"も大好きな曲ですね。前後の曲を考えても、この曲がここに配されているのが心憎いですね。アルバムの幕を閉じる11曲目"Rio Grande"は8分を超える大作で、Brianにとっては異色と言えるんじゃないでしょうか。彼の才能、イマジネーション、創作意欲が衰えてなかった事を最後に強く印象付けているように思えますね。河(リオ・グランデの事)の流れとBrianの人生をクロスさせて捉えても良いでしょうし、目を閉じて静かに聴き入るだけでも良いと思う。

さて、現行CDはデモ・ヴァージョンなどのボーナス・トラックを大量収録していて、そちらも聴き応えたっぷりです。"Love And Mercy"について熱く語るBrian、それに続けて歌われるピアノでの弾き語りヴァージョン(短いけど)とか、堪らないものがありますね。あえて書かないけれど、他にも楽しめる作品がいっぱい。

"Pet Sounds"の40周年記念盤がもうすぐリリースされるようですが、このソロ・アルバムを未聴の人はそちらを購入の際にはこれもセットで入手してもらいたいもんですね。歴史的な価値は置いておくとして、Brian Wilsonという人物を理解する上ではどちらも同じぐらいに欠かせないと思う・・・って言うか、こんなに楽しくて素晴らしいアルバムはそうそうあるもんじゃないし、難しい事を抜きにして聴くに限りますが。心の名盤ですね、これは。

日々の音盤 2006/08 ③

2006/08/11 - 2006/08/15

Ryan Adams / Rock N Roll
Big Silver / Afterlife
BoDeans / Go Slow Down
Kasey Chambers / Wayward Angel
Dixie Chicks / Taking The Long Way
Golden Smog / Another Fine Day
Gary Jules / Greetings From The Side
Josh Kelley / Almost Honest
Lindisfarne / Nicely Out Of Tune
Nine Days / The Madding Crowd
Teenage Fanclub / Songs From Northern Britain
The Vessels / S.T.

Lindisfarneは以前に買っていたベスト盤がとても良かったし、中心人物のAlan Hullのソロも素晴らしくて、オリジナル・アルバムも徐々に揃えております。"Nicely Out Of Tune"は1970年リリースのデビュー作。これも期待通りに良いですねぇ。まあ、ベスト盤にかなり収録されているんで、大体の感じは掴めていたんですが。私の中では、Lindisfarneはすでにお気に入りバンドの仲間入りです。前述のベスト盤は1000円前後で安いし、収録曲も多いので、かなりお得な内容だと思います。まあ、流行の音を追いかけている人にはオススメしませんが。

ボコボコ・・・?

今日はこれぐらいにしといたるわ・・・! こんな捨て台詞を残して、名○屋ドームを後にするっちゅ~感じでしょうか・・・?

本当はblogなんか書く気分ではないんですが・・・ まあ、昨日と今日がサマソニだったって事で、軽く何かを。ちらっと拾った情報では、Keaneが直前になってキャンセルしたようで、もしも見に行っていたら、相当にガックリしてしまっていたでしょうね。楽しみにしていたファンの方には残念だったでしょうねぇ。でも、それがメインの目的でチケットを購入していても、フェスでは払い戻しもありませんからねぇ。何らかの保険とかをオプションで選択できるようにするとか、チケット代がそれなりの額なだけに、ちょっと考えちゃいました。

暑さが続いているせいか、何だか体調が変ですね。どこがどうとは言えない感じではありますが。エアコンをオンにすると寒いし、オフにするとすぐに暑くてやっとられんわぁ~状態。応援するチームとシンクロしているんでしょうかねぇ・・・? 音楽がある事がせめてもの救いです・・・と、Gary Julesを聴きながら(新譜が出たよ・・・って、メールが)。

日々の音盤 2006/08 ②

2006/08/06 - 2006/08/10

Brendan Benson / One Mississippi
Big Silver / Afterlife
Buzzcocks / Singles Going Steady
Barry Dransfield / S.T.
Golden Smog / Another Fine Day
Alan Hull / Pipedream
Keane / Under The Iron Sea
Odds / Bedbugs
OK Go / S.T.
Tom Petty / Highway Companion
Stealers Wheel / The Hits Collection: Stuck In The Middle With You
Brian Wilson / S.T.

暑い・・・ でも、そんな事に関係なく新譜はリリースされ続け、その何枚かが届いています。どれについて書こうかっていう感じですが、日本ではほぼ無名のBig Silverにしましょうか。彼らのアルバムを耳にするのはこれが初めて。バンドは2004年に解散してしまっているらしく、これは未発表となった3作目のデモ音源とかを集めたもののようです。でも、ほのかにルーツ色のあるルーラルなUSロックっていう感じで、音に凝るタイプじゃないと思うし、普通の作品として聴けますね。解散目前だからなのか、そう思って聴いてしまうからなのか、どこか諦観したような雰囲気が音から感じられます。理想を言うと、熱くなるようなアップ・テンポの曲があれば、さらに良さを増したんじゃないかなぁ。でも、良い曲を書いてますよ。とりあえず、2ndはまだ入手できそうなので(1stはどこにも売ってないなぁ・・・)、期待を込めてそちらも聴いてみます。ルーツ・ロック系が好きなら、チェックしてみても良さそうなバンドだと思いますよ(ルックスも妙な存在感があるし?)。

P.S. 阪神がちょっと厳しい状況になって来てしまいましたね。でも、まだチャンスはあると思うし、明日(先発は誰?)以降に期待です!

日々の音盤 2006/08 ①

2006/08/01 - 2006/08/05

The Connells / Ring
East River Pipe / The Gasoline Age
The Flaming Lips / The Soft Bulletin
Roddy Frame / Western Skies
Nick Garrie / The Nightmare Of J B Stanislas
Neilson Hubbard / Sing Into Me
Josh Kelley / For The Ride Home
John Miles / Rebel
The Pearlfishers / Across The Milky Way
Ron Sexsmith / Time Being
Jesse Valenzuela / Tunes Young People Will Enjoy
Whiskeytown / Pneumonia

Jesse ValenzuelaはGin Blossomsのギタリストで、バンドへの曲提供も多いし、彼のハーモニー・ヴォーカルはバンドにとって欠かせない隠し味と言えるんじゃないでしょうか。"New Miserable Experience"に収録の"Cajun Song"や"Conguratulations I'm Sorry"に収録の"Memphis Time"などは彼らの曲の中でも特に好きなんですが、これらはJesseのペンによる曲(後者は共作)ですね。この2曲が少しカントリー寄りの曲調なのもあって、彼らのルーツ音楽的な側面は彼の影響が大きいのかなと思っています。

さて、話が少し長くなりましたが、そんな彼が2002年にリリースした初のソロ・アルバムが"Tunes Young People Will Enjoy"です。Gin Blossomsが再結成される前に制作されていたものと思われます。バンド時代の人脈との繋がりが具体的に分かるのはJohn Hamptonがプロデュースを2曲担当している事ぐらいでしょうか。んで、肝心の音の方ですが、Gin Blossomsのルーツ寄りの曲とも違うルーツ・ロックっていう印象ですね。適度にラフで、ほんのり甘酸っぱい。しばらく聴いてなかったんだけど、以前に聴いていた時よりも印象が随分と良いですねぇ。イメージ的には、Chuck Prophetとかに近い感じでしょうか。Tommy Keeneがギターで参加、Bill Lloydが1曲共作していますね。タイトル通りに若い人向きの曲が並んでいるかどうかは、え~っと、ごにょごにょごにょ・・・ではなく、聴いて確かめて下さい。

新譜情報など

Gin Blossomsの10年半ぶりの新作"Major Lodge Victory"の発売日まで残り5日となりましたね。私はHMVにて発注しましたが、アカウントにて注文内容をチェックしてみると、すでに入荷されているようです。8月15日リリースのPete Yornの新作も一緒に発注したので、私の所にはそれを待っての発送になりますが。

そのGin Blossomsなんですが、新作のリリースに合わせてか、新しいサイトがオープンしているようです。こちらへ。新作の試聴もできるし(私はCD入手まで我慢しますが)、最近のライヴを収めたビデオ・クリップなどもありますね。ファンはもちろん、そうでない人もチェックしてみて下さいね。

さて、そのGin Blossomsを始めとして、今年は私の好きなアーティストのリリースが数珠つなぎ状態で嬉しい悲鳴を上げている日々ですが、さらに新譜情報をキャッチ。Ben Kwellerの約2年半ぶりとなる3作目のアルバム"Ben Kweller"が9月12日にUSにてリリースされるようです。2002年リリースのデビュー作は個人的にはその年のベストと言えるアルバムだっただけに、これは期待して待ちたいですね(セルフ・タイトルなのも気持ちを煽ります)。2003年の来日の時はライヴにも行きましたねぇ。前作のリリース後には来日もなかったので、今度は可能性が高そうかな。

今年はどういう訳だか、リリース・ラッシュが止まりませんね。入手できてないアルバムもまだ多いし、当分はチェックに追われそうです。とりあえず、2006年も半分余りの7ヶ月が経過、今年リリースの新譜、これまでのベスト作品5枚をアルファベット順で軽く挙げておきましょうか。

◎ Neal Casal / No Wish To Reninisce
◎ Dixie Chicks / Taking The Long Way
◎ Roger Joseph Manning Jr. / Solid State Warrior
◎ Mojave 3 / Puzzles Like You
◎ Ron Sexsmith / Time Being

どれも良いよねぇ。どれか1枚と言われれば、え~っと、う~ん、そうですねぇ・・・

日々の音盤 2006/07 ⑥

2006/07/26 - 2006/07/31

Neal Casal / No Wish To Reminisce
Dishwalla / Opaline
Denny Doherty / Waiting For A Song
Bob Dylan / The Freewheelin' Bob Dylan
Electric Light Orchestra / Zoom
Mark Henley / Riversong
Mason Jennings / Birds Flying Away
Tift Merritt / Bramble Rose
Mojave 3 / Excuses For Travellers
Mojave 3 / Spoon And Rafter
Mojave 3 / Puzzles Like You
Josh Ritter / The Animal Years

Neal Casalの新作がリリースされているんですよね、ひっそりと。昨年暮れのライヴが思い出されますねぇ。作品から感じられるような繊細そうな印象も受けましたが、人の好さそうな好青年(って、もう30代後半ではありますが)っていう感じでした。サインをもらう時に伝えておきましたが、いつかはバンドと共に来日して欲しいもんです。さて、この新作なんですが、ベスト盤、カヴァー曲集と続いたので、久々にオリジナル曲によるアルバムになりますね。これまでと微妙に違う感触があるような。まだ聴き込み不足ですが、相変わらずの充実した曲が並んでいるように感じられます。是非、皆さんも聴いてみて下さい。