Author Unknown

アクセスカウンタ

zoom RSS 今日の音盤 2006/08/18

<<   作成日時 : 2006/08/18 23:20   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像今日の音盤。

Brian Wilson / S.T. (1988)

The Beach Boysの中心人物としても知られるBrian Wilsonが初めてリリースしたソロ・アルバム。The Beach Boysでのデビューが1961年ぐらいだから、四半世紀以上を経てのソロ・デビューになるんですよね。"Smile"は最近になって再現されたけれど、1966年頃に"Smile"の制作を巡って孤立し、以降は素晴らしい作品も残してくれたりもしているけれど、ファンの期待とは遠い日々が続いていたんじゃないでしょうか。そんな折の1980年代後半に届いたアルバム。彼のたどった数奇な人生にも興味を引かれましたが、やはり、彼の作る音楽の素晴らしさ、これに尽きますよね。

ポップ・ミュージックの世界で天才を3人選べと言われれば、私なら、まず、Brian Wilsonを挙げて、残りの2人を誰にしようかと悩みますね。もちろん、3人なんて選び切れないんだけど。うまく言えないけれど、彼が地球上にいて音楽を作り続けている事、これが何よりも素晴らしいなぁ・・・って、本当にうまく言えてへんやん。

1曲目の"Love And Mercy"は彼らしい純粋さが歌詞にも表れていて、至上のメロディとも相俟って、最高の出来に。これは名曲中の名曲です。2曲目はガラッと雰囲気も変わって軽快なポップ・チューン。Brianもまだまだ若いっちゅ〜感じでしょうか。3曲目"Melt Away"はタイトル通りに融けてしまいそうなぐらいに美しいメロディが堪りません。大好きな曲です。4曲目"Baby Let Your Hair Grow Long"、この曲のタイトルは"Pet Sounds"に収録の"Caroline No"の歌い出しの部分の歌詞『Where did your long hair go?』を思い出させるんですよね。曲調はかなり異なっているけれど。

5曲目"Little Children"は陽気なクリスマス・ソングっていう雰囲気がするんですが、どうでしょう。Phil Spectorとかの流れにありそうな気がします。6曲目"One For The Boys"はBrianの真価を発揮したようなアカペラ・ソングで、この上ないぐらいに格別な響き。素晴らしいです。7曲目"There's So Many"は"Friends"の頃の親しみ易さに溢れた楽曲に通じるような感じですね。まあ、もう少しゴージャスに仕上げていますが(デモ音源と比べるのも良)。これも名曲でしょう。8曲目"Night Time"は頭の中をグルグルと回るような曲ですね。何か気が付けば、この曲を口ずさんでる時とかがあります。

9曲目"Let It Shine"はJeff Lynneとの共作&共同プロデュース作品で、夢の共演による夢のような名曲ですよ。ライナー・ノートによると、曲の大部分はJeffが書いて、オープニング部分がBrianによるものだとか。確かに、曲自体はJeffの色合いが濃いですね。でも、うまくバランスも取れていて、最終的には2人の個性がうまく溶け合っていると思う。この曲はこれまでに聴いた全ての曲の中でも10指に入るぐらいに自分にとっては重要な曲なのです。

10曲目"Meet Me In My Dreams Tonight"も大好きな曲ですね。前後の曲を考えても、この曲がここに配されているのが心憎いですね。アルバムの幕を閉じる11曲目"Rio Grande"は8分を超える大作で、Brianにとっては異色と言えるんじゃないでしょうか。彼の才能、イマジネーション、創作意欲が衰えてなかった事を最後に強く印象付けているように思えますね。河(リオ・グランデの事)の流れとBrianの人生をクロスさせて捉えても良いでしょうし、目を閉じて静かに聴き入るだけでも良いと思う。

さて、現行CDはデモ・ヴァージョンなどのボーナス・トラックを大量収録していて、そちらも聴き応えたっぷりです。"Love And Mercy"について熱く語るBrian、それに続けて歌われるピアノでの弾き語りヴァージョン(短いけど)とか、堪らないものがありますね。あえて書かないけれど、他にも楽しめる作品がいっぱい。

"Pet Sounds"の40周年記念盤がもうすぐリリースされるようですが、このソロ・アルバムを未聴の人はそちらを購入の際にはこれもセットで入手してもらいたいもんですね。歴史的な価値は置いておくとして、Brian Wilsonという人物を理解する上ではどちらも同じぐらいに欠かせないと思う・・・って言うか、こんなに楽しくて素晴らしいアルバムはそうそうあるもんじゃないし、難しい事を抜きにして聴くに限りますが。心の名盤ですね、これは。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
今日の音盤 2006/08/18 Author Unknown/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる