今日の音盤 2006/04/29

画像今日の音盤。

Honeydogs / Here's Luck (2001)

Minnesota州Minneapolisのロック・バンドの4作目。このアルバムではHoneydogs名義ながら、他のアルバムではThe Honeydogsと、定冠詞付き(よくあるパターンとは言え、ちょっと微妙な気分に?)。作曲とリード・ヴォーカル(他にギターや鍵盤も)担当のAdam Levyが中心的な存在でしょうか。ドラマーはAdamの兄弟のNoah Levyで、彼はあのGolden Smogのメンバーでもありました(お約束の紹介の仕方ですね。リリースが待たれるGolden Smogの新作には参加しているんでしょうか?)。私個人としては、英国の某兄弟バンドよりもThe Honeydogsの方に惹かれるし、応援したくなります。

メジャー・デビューとなった3作目は良い作品だったものの、セールスに結びつかなかったのか、ここでは再びインディからのリリース。でも、作品の質は落ちるどころか、バンドの力量を改めて示してみせた作品になっています。前作に比べると、The Beatles的とも言えるUKっぽさが増していて、従来からの適度なルーツ感と見事にマッチしているんですよね。端的に言えば、ルーツとポップが理想的なバランスで融合していて、理屈を抜きにしても楽しめる曲がずらりと並んでいるんです。

さて、曲ごとに注目すると・・・ 1曲目はスロウな佳曲、2曲目は軽快なロッキン・チューンで、この辺りは聴き込むほどに耳になじんで来て、とても良い感じ。3曲目の"Wilson Boulevard"はフォークっぽい感じで進行して行き、途中から最後にかけてストリングスがフィーチャーされる構成で、このUSのバンドによるUKっぽい感覚は個人的に最も弱いところかも。4曲目の"Pins In Dolls"もストリングスを使用していますね。この曲は何から何まで、もう最高。何も言いません、とにかく聴くべし。

他にも良い曲ばっかりなんだけど、簡単に。パブで演奏しているような生っぽさと適度に凝ったアレンジメントが絶妙な5曲目。どこか懐かしさを覚える6曲目。シンプルだけど、隠しようもないポップさが心地良い7曲目。ライヴだと絶対に最高に盛り上がりそうな8曲目。ジャジーながらも、気が付けばポップな9曲目。10曲目の"Freakshow"はアルバムを締めくくるのに相応しい良曲(この後に隠しトラックが収録されてるけれどね)。本当に素晴らしいアルバムだなぁ。聴けば聴くほど、好きになる。傑作でしょう。

UKの若手バンドはアルバム・デビューするかしない内に来日しちゃうのに、The Honeydogsのようなバンドって、なかなか来日してくれないんですよね。彼らのライヴ、かなり良さそうだと思うんだけどねぇ・・・ 海を渡って、自分で見に行くしかないのかなぁ・・・? まあ、今年中には新作がリリースされそうなので(秋頃にはリリースしたいとの事)、そちらを楽しみに待ちましょうか。

それにしても、Minneapolisって、魅力的なバンドをたくさん輩出してますよねぇ。The ReplacementsやSoul Asylum、さらには、The JayhawksやSemisonicなどなど・・・ 他にもあるんだけども。良いバンドを産み出す何かがあるんでしょうね、きっと。The Honeydogsもそんな良いバンドたちの系譜に連なる、本当に素晴らしいバンドだと思う。ロックの音楽的な部分、その中の大事な何かをきっちりと持っていると思うんですよね。時代に流される事なく、今後も活動を続けて欲しいな。

日々の音盤 2006/04 ⑤

2006/04/21 - 2006/04/25

The Peter Bruntnell Combination / Cannibal
Fountains Of Wayne / Out-Of-State Plates
Mason Jennings / S.T.
Robert Earl Keen / Walking Distance
Mojave 3 / Excuses For Travellers
Permanent Green Light / S.T.
Squeeze / Argybargy
Squeeze / Some Fantastic Place
The Trash Can Sinatras / I've Seen Everything
Judie Tzuke / Welcome To The Cruise & Sportscar
スピッツ / 花鳥風月
スピッツ / ハヤブサ

購入ペースに聴く方が追いついていないという状況でしょうか。まあ、慢性的にそんな感じではあるんだけども。Robert Earl Keenの"Walking Distance"は期待通りに良い作品でした。Buddy Millerに近い感じを予想してたんだけど、彼ほどには濃厚な感じではなかったかな・・・って、一概には言えないかも知れませんが。聴き込めば、さらに味わいを増しそう。個人的には3曲目の"Feelin' Good Again"がツボ。聴いていると、気分が良くなって来ますね。USらしい大らかな作風の中に内在する、心くすぐる要素がポイントかな。他のも聴いてみよう。

日々の音盤 2006/04 ④

2006/04/16 - 2006/04/20

Bobby Charles / Secrets Of The Heart
Continental Drifters / Better Day
Dolour / Waiting For A World War
Dorian Gray / The Sounds Of Dorian Gray
E / A Man Called (E)
Robert Earl Keen / Walking Distance
David Kitt / The Big Romance
Roger Joseph Manning Jr. / Solid State Warrior
Paul McCartney / Chaos And Creation In The Backyard
Gary Moore / Wild Frontier
Swag / Catch-All
Judie Tzuke / Welcome To The Cruise & Sportscar

David KittはIreland出身らしいシンガー・ソングライターで、"The Big Romance"は1~2作目って、どっち? 知りたい人は調べて下さい。確か、Ron Sexsmithの2004年来日の際に東京に遠征した時にワゴンで溺れているところを救助した盤です。私の得意技である『寝かせ』期間を経て、聴いている今日この頃。打ち込みも交えたSSW系の作品っていうイメージ。The Folk Implosionとかを思い起こさせるような。まずまずの作品。妙に癖になりそうな味も少々。この後の作品はもう少し開けた作風のようで、そちらも機会があれば聴いてみましょうか。

P.S. Ron Sexsmithの新作"Time Being"の日本盤の発売日が5月24日になったようです。

さらに、P.S. 本日も収穫CDがあったんだけど、今回は省略。入手できずに困っていたGreat Speckled Birdなどを購入。財布に穴が開いているかのように、お金が消えて行きます・・・

今日の収穫 2006/04/20

画像今日の収穫・・・CD。

① Squeeze / Some Fantastic Place (1993)
② Dion / Inside Job/Only Jesus (1980/1978/2003)
③ スピッツ / ハヤブサ (2000) [pic]

価格(税込)・・・①500円、②1250円、③1590円。
状態等・・・①は中古、②③は新古。①②は輸入盤、③は国内盤。

① じわじわと買い揃えているSqueezeのアルバム。これは中古ショップでも見かける事の多い作品ですね。一定水準のクオリティは保証されたも同然なので、私のツボにはまるような名曲があるかどうかに期待しつつ聴いてみたいなと。

② 気になっていたDion。Dion & The Belmontsなどとして、50年代後半から活躍していた人ですよね。Dion名義になった60年代初めの頃の曲("Runaround Sue"とか"The Wanderer")を少し知っている程度の認識だったんだけど、70年代ぐらいのシンガー・ソングライターとしての作品も良いらしいとの事で、聴いてみたいと思っていました。2in1での再発が進んでいるようで、他の作品も購入予定に入ってます。

③ 私が聴く数少ない日本のバンドです。聴くようになったきっかけとか、まぁ~、色々とあるんですけど。ここでは書かない事にしましょう。やはり、良い曲がいっぱいなんですよね・・・ このアルバムは持っていなかったので、購入。どんな感じなんでしょ?

CD購入の回数が増えているように思われる方がいるかも知れませんが、気のせいですので、ご安心を?

あれ?

「旦那、突破ですよ、突破」
「何が?」
「いや、あれが」
「あぁ~、あれね」

そんな訳で、この前のあれは915でしたよ? 終了後の感触と一致しないなぁ~って、つくづく実感。まともに動かなかった腕でねぇ。まぁ~、次回からは新しいテストに変わりますからね。気分一新で再スタートしましょう。

続報など

以前に書いた新譜に関する記事での情報に変更点とかがあったようなので、少しフォロウ・アップを。

まず、Roddy Frameの新作"Western Skies"のUKでのリリースが5月1日に変更になっています。ジャケットも発表されてますね。今回はとてもシンプルなデザインだな。来日、待ってますよ~!

次に、Ron Sexsmithの新作"Time Being"の国内盤のリリース日程などが未定になったようです。UK盤は5月12日発売予定との事。その他の国とかでもちゃんとリリースされるのかな? オフィシャル・サイトも情報が不足気味なんですよね・・・ 今年は来日してくれるかな?

上記2枚も楽しみなんですが、リリース済みの注目盤をまだ入手できてないんですよねぇ・・・ Rhett Miller(来日決定?)、Josh Rouse、Jules Shearなどなど・・・ Sondre Lercheも・・・って、全部SSW系? Sondre君は今回はバンドを率いてるようだけども? 去年までの積み残しもいっぱいあるし、追いかけられるような状況からは脱せそうもありませんね・・・って、こんな事ばっかり書いてないか?

さて、そんな今夜の音盤は・・・Epic Soundtracksの1993年リリースのソロ・デビュー・アルバム"Rise Above"。ずっと欲しかったブツです。少し前に入手できたのね。初聴き中なので、込み入った事は書かないけど、良い雰囲気は感じられますねぇ。

日々の音盤 2006/04 ③

2006/04/11 - 2006/04/15

The Autumn Defense / The Green Hour
Big Star / In Space
Scott Fisher / S.T.
The Go-Betweens / Bright Yellow Bright Orange
Idha / Melody Inn
Paul McCartney / Chaos And Creation In The Backyard
Shannon McNally / Jukebox Sparrows
Jim O'Rourke / Bad Timing
Son Volt / Straightaways
The Stands / All Years Leaving
Swinger / Half Day Road
Lucinda Williams / World Without Tears

最初の頃はピンと来なかったPaul McCartneyの最新作も何度となく聴き重ねるうちに耳に馴染んで来ました。3曲目を聴いていると、何だかVinyl Kingsの曲に繋がって行きそうで行かないので、もどかしいような・・・って、何を言っているのか分かりませんが? それにしても、60歳を超えているとは思えない瑞々しさですね(今年の6月で、ついに64歳ですよ)。ここ何年か、Paulに影響を受けたであろう多くのアーティストの作品を聴いてきたけれど、改めて本家の作品を聴いてみると、本人にしか出せない味があるなぁ~って、しみじみと思いました。多分、ファンであるアーティスト達も楽しんで聴いているんだろうなぁ。そんな中の1人であろうJason Falknerのゲスト参加も嬉しい限り。

今日の収穫 2006/04/14

画像今日の収穫・・・CD。

① Robert Earl Keen / Walking Distance (1998)
② Julian Lennon / Photograph Smile (1998) [pic]

価格(税込)・・・①200円、②1660円。
状態等・・・①は中古、輸入盤。②は新古、国内盤。

① ずっと気になる存在だったものの実際の音を聴けていなかったRobert Earl Keen。Americana系のシンガー・ソングライターでしょうか。想像しているイメージだと、Buddy Millerとかに近い感じ? その筋では最大級の信頼を寄せられている感のあるGurf Morlixが本人との共同プロデューサーとして名を連ねていて、この価格なら買わない手はないでしょう。カントリー寄りのアーティストの作品はクオリティが高くても、こんな値段で売られている事が少なくなくて、ちょっと嬉しい反面、反発感や悲しさも。これも賞味期限の長い良盤のはず。

② いずれ買おうと思いつつ、何年も経っちゃってました。中古市場では値下がりが進んでしまっているようで、もっと安く買えるんだけど、初回限定の特殊パッケージを開封する・・・という過程を経てから聴いてみたいなとの思いで、ここ数年は安価で売られている中古盤を眺めていました。ところで、その後のJulianはどうしているんでしょう? ベスト盤がリリースされた事ぐらいしか知らないんですが。この"Photograph Smile"の評判も良かったように記憶しているんですがねぇ。誰か良い音楽パートナーを見つけて、復帰して欲しいなぁ。

日々の音盤 2006/04 ②

2006/04/06 - 2006/04/10

Elvis Costello & The Imposters / The Delivery Man
Country Comfort / We Are The Children
The Frank And Walters / Trains, Boats And Planes
The Frank And Walters / Beauty Becomes More Than Life
Donny Hathaway / Everything Is Everything
Tyler Hilton / The Tracks Of Tyler Hilton
Honeydogs / Here's Luck
Ben Jelen / Give It All Away
Charlie Mars / S.T.
Rockfour / Nationwide
Jimmy Silva's Goat 5 / Near The End Of The Harvest
Splitsville / Incorporated

Ben JelenはScotland出身でNew Yorkを拠点にするアーティストで、"Give It All Away"はMaverickレーベル(上記のTyler Hiltonのアルバムもリリースしています)からリリースのデビュー・アルバム。ルックス先行で話題になっているような感もあるけれど、なかなかの才能の持ち主のように思えます。全12曲中、1曲を除いて全ての作曲をこなしています(共作を含む)。雰囲気はKeaneなんかに近いでしょうか。本人によるピアノとヴァイオリンの演奏も曲の雰囲気とマッチしてますね。個人的には、プラス・アルファの何かが欲しいかなって感じたけれど、今後の活動に期待を抱かせるには十分な内容でしょう。ちょっとしたきっかけがあれば、ブレイクするかも?

今日の収穫 2006/04/11

画像今日の収穫・・・CD。

① Shannon McNally / Jukebox Sparrows (2002)
② Judie Tzuke / Welcome To The Cruise & Sportscar (1979/1980/2001)
③ Roger Joseph Manning Jr. / Solid State Warrior (2006)
④ John And Beverley Martyn / Stormbringer! (1970/2006) [pic]

価格(税込)・・・①1250円、②1250円、③2415円、④2141円。
状態等・・・①②は中古、輸入盤。③④は新品、国内盤。

① Neal Casalとの共演アルバム(未聴だな・・・)もリリースしているShannon McNallyのデビュー・アルバム。2002年のリリースながら、本国USでは既に廃盤のよう。これまで気になっていたものの、なかなか手を回せずにいました。AMGとかを見る限りだと、私が彼女のファンにならない確率は低そう。3作目(?)を昨年リリース、今年になってライヴ盤(?)をリリースしていますね。

② UKの女性シンガーの79年の1stと80年の2ndのカップリングCD。彼女に関して詳しい事は知らないんだけど、ヒプノシスによるデザインの1stのジャケがず~っと気になっていたので。しかし、2in1なので、ジャケの魅力は半減以下・・・ とりあえず、じっくりと聴いてみようかと。

③ 潜伏期間完了のようで、やっと我々の前に戻って来てくれました。Fuji Rockにもやって来るようで、見られる人が羨ましいです。ネットでの評判を見る限りだと、本作の出来もすこぶる良さそうで、当然ながら最大級の期待をしています。

④ これもずっと気になっていた作品。Glasgow出身のJohn Martynが妻となったBeverleyと共にWoodstockに渡って制作したアルバム(私が買ったのは、リマスター&ボーナス・トラック収録の紙ジャケ盤)。The BandのLevon Helmなども参加しているみたい。UKとUSの音楽がブレンドされた傑作として知られているようです。聴く前から好きになったような気分?

今日の音盤 2006/04/08

画像今日の音盤。

The Frank And Walters / Trains, Boats And Planes (1992)

IrelandのCork出身のトリオ編成のロック・バンドのデビュー・アルバム(デビュー後はLondonに拠点を移したとか。現在もそうなのかな?)。既にシングルとしてリリース済みだった曲も何曲か収録されていて、この時点でのバンドをきっちりと伝えるような内容になっていると言えそう。数曲を除いて、Edwyn Collinsがプロデュースを担当。メンバーはPaul Linehan(vo,b)とNiall Linehan(g)の兄弟、Ashley Keating(dr)の3人ですね。

私が彼らの音に出会ったのは、99年の3作目がリリースされる半年ぐらい前だったでしょうか。このバンドの存在を知り、聴いてみたいなと思っていたんだけど、デビュー作は既に廃盤で見つからず。2作目を買おうかと思っていたところ、デビュー作にも収録されている"Happy Busman"のCDシングル(4曲入り)を発見し、それを入手してみたんです。実際に聴いてみて、ビックリ。こんなにも青くて一途な音を発するバンドがいるのかって。その辺りはUKじゃなくて、Irishだからかなぁ~ってな気がしたりもする。

それから間もなく、無事にデビュー作も見つけて、同じ頃に買った2作目と共に愛聴しました。結果的にほぼリリース順に聴き進められたのは良かったなって、後になって思いましたね。デビュー作から2作目まではリリース間隔が開いていて、バンドの成長や変化も感じられる内容になっており、どちらを先に聴くかで印象は違うものになっていたんじゃないかと思えるから。どちらも好きだけれど、個人的にはデビュー作に強く惹かれますね。

デビュー作に収録の曲で最も好きなのは、やっぱり、"Happy Busman"。これは永遠の名曲ですよ。とにかく、熱い。でも、それだけじゃない。どこか不器用でまっすぐなヴォーカル、心をくすぐるようなギターの響き・・・ 何度聴いても熱い気分になってしまいます。歌詞に登場するAndy Jamesがバンド自身とダブってしまいます。他にも、"This Is Not A Song"や"Walter's Trip"など良曲いっぱい。

3作目では電子音が目立つ曲もあったり、4作目では更に・・・と、私の(勝手な?)期待とは少し違う方向へ向かっている感じの近作(良い曲も多いけどね)。でも、その4作目から永らくブランクが続いていて心配していましたが、昨年末ぐらいにレア音源などを収めた2枚組コンピをリリース、バンドも動き出した感が。どんな音を届けてくれるのか気体と不安が入り混じりますが、期待して待っていたいところ。ライヴも是非とも見てみたい("This Is Not A Song"のCDシングルに"Happy Busman"のライヴ・ヴァージョン収録されているんですが、これが悶絶したくなるぐらいに最高なんすよ)。

日々の音盤 2006/04 ①

2006/04/01 - 2006/04/05

Dogs Die In Hot Cars / Please Describe Yourself
The Frank And Walters / Trains, Boats And Planes
Bill Lloyd / Back To Even
The Mayflies USA / Summertown
Beaver Nelson / Little Brother
Optiganally Yours / Spotlight On Optiganally Yours
Josh Rouse / Dressed Up Like Nebraska
Bruce Springsteen / The Rising
Spymob / Sitting Around Keeping Score
Unbunny / Snow Tires
George Usher / Dutch April
World Party / Goodbye Jumbo

うっかりして、3月はこの『5日で12枚』を忘れてしまってました。これは後になって自分で見返しても参考になるので、やはり続けなくては。

Optiganally YoursはOptiganをフィーチャーしたデュオ・ユニットで、これは1997年リリースのデビュー作。Optiganはチープあるいはプリミティヴな感じの音(私の主観ですが)の出る鍵盤楽器で、レトロながらも色々な音色を表現できるMellotronとは違った趣のある楽器のようです。かつてのBrian Wilsonが思い詰めて探求していた音楽などを、そんなOptiganを使って今日的に遊び心を持ちつつ表現してみた作品・・・そんな印象でしょうか("Mr. Wilson"というタイトルの曲も収録。Brianの事なのかは知りませんが)。そんなに実験的な部分ばかりでもなくて、まずまず楽しみながら聴ける作品かと。いきなりこれを聴くとビックリするかも知れないので、The Apples In Stereoとかその辺りを通過してからの方が良さそう? 2000年ぐらいに2作目がリリースされているようですが、私は未聴。ちなみに、メンバーの1人、Rob Crowはその筋では評価の高いアーティストのようですね。

Bruce Springsteenの新作からの映像

4月25日にリリースされるBruce Springsteenの新作"We Shall Overcome: The Seeger Sessions"に収録の"John Henry"のスタジオでの演奏シーンがUSのAmazon.comにて独占配信されています。期間限定でしょうから、見られる内にどうぞ。

いやぁ~、めちゃくちゃかっこええねぇ~♪ 久々に彼の映像を見たけど、思ったよりも若々しいので、ちょっとビックリ。しかも、この音の感触。待ってましたと言いたいっすね。PCのスピーカーでも伝わりまくってくるグルーヴ感、これは期待が膨らみますねぇ。"Born To Run"の再発盤もまだ入手できてない状況だけど、この新譜は早く入手して聴かなくては。

P.S. 昨日の記事に対するトラックバックは記事内容との関連を見出せなかったので、削除させていただきました。悪しからず。

メジロマックイーン、永眠

1990年代初めに活躍した名馬、メジロマックイーンが4月3日に亡くなってしまったそうです。1987年生まれなので、19歳ですね。私が初めて好きになったサラブレッドだったんですよね。実際にリアル・タイムでレースを見る事ができたのは現役最後の年だけだったんだけど、そのタフな走りっぷりに惚れてしまったんですよ。

思えば、これ以降の何年間かを音楽よりも競馬に心を集中させるきっかけを作ったのが、このメジロマックイーンという馬だったんだと言えそうです。もちろん、それに継ぐ形で活躍したビワハヤヒデとナリタブライアンの兄弟ホースにも心を熱くしましたが。まあ、馬券を買ったりする事は少なかったんだけど、血統の研究に入れ込んでしまったんですよねぇ・・・ それとリンクする形で競走馬育成ゲームの『ダービー・スタリオン』にもドップリと・・・ そんな訳で90年代中頃の音楽体験が抜け落ちているのは、そんな所に原因があるんですよねぇ。

メジロマックイーンの何がすごかったかと言うと、とにかく強かった。そして、それだけではなく、競馬のロマンとも言える血統的な楽しみを叶えた、奇跡とも言える存在だったんですよね。語り出すときりがないので簡単に記すだけにしますが、親子三代での天皇賞制覇は、種牡馬の墓場と揶揄された日本のサラブレッド生産における重大な到達点を示せたものだと思うし、それが決して大きくないチャンスから関係者の努力によって達成できた事、そして、この事に多くの競馬ファンが共感した事・・・これらが今日の競馬の文化的な側面を発展させて行くのに大きく貢献したのは間違いないでしょう。

G1を4勝し、史上初(=世界初)の10億円ホースとなって、引退。その後は種牡馬となったんですが、残念ながら、種牡馬としては期待通りとは言えない成績でした。決まり文句になってしまいますが、残された産駒(=子)に期待しましょう。

ちなみに、メジロマックイーンの所属厩舎は池江泰郎、古馬になってからの主戦騎手は武豊で、これは昨年の三冠馬ディープインパクトと同じコンビですね(敬称略)。この前の阪神大賞典、メジロマックイーンが走ってたら、ディープインパクトは負けていたんじゃないかと思ったりもします・・・って、ひいき目で見てしまってるかもですが。

人間の方が馬よりも長生きする生き物なので、悲しいニュースに接する事が少なくありませんが、だからこそ、大切に思える部分があると思うんですよね。本当に馬って素晴らしいんですよねぇ・・・ 目の前を歩く姿の何と美しい事・・・ ノースフライトと目が合った日の事が昨日のようです・・・って、ちょっと話が逸れてますね。

何だか、一つの時代が去って行きつつあるような気がしてしまいますね。同時期に活躍した馬で種牡馬として健在なのはトウカイテイオーなど、もう数えられるぐらいでしょうか。寂しいけれど、これが現実なんでしょうね・・・

どうか安らかに眠って下さい・・・

新譜情報など

CD Journalのサイトを見ていたら、色々と気になる情報が。その中から幾つかピック・アップ。

まずは、David Meadの新譜がUSで5月16日にリリースされるそう。以前に私のブログ内で取り上げている通り(そう言えば、Josh Rouseの新譜もリリースされてますね)、彼は大好きなアーティストの1人。前作があまりにも素晴らしかったんで、当然ながら、期待大。しかも、今作はBrad Jonesが大きく関わっているようで、リリースが待ち遠しいですね。詳しくは、こちら

次に、Keaneの2作目となる新譜がUKで6月12日に、USで6月20日にリリースされるようです。デビュー作はメロディの美しさの際立った作品で、まっすぐに迫って来る歌の魅力に溢れていましたが、今度はどうなんでしょうね。楽しみですね。来日ライヴも記憶に新しいところ。詳しくは、こちら。ちなみに、去年の秋ぐらいに2枚組のDVDもリリースされているんですよね。そちらも気になっているんだけど・・・

最後に、ELOの旧譜のリマスター化。永らくストップしていた、リマスター化+ボーナス・トラック収録での再発が再開されて行くようです。こちらを。思わぬ形で日本でELOに注目が集まった事が関係者の重い腰を上げさせたのかどうかは分かりませんが、中途半端でストップしていたシリーズがコンプリートへと向かい始めたのは好ましい限り。ついでに、新作のリリースも期待してしまいたくなりますが。

リリース・ラッシュは嬉しくもあり、聴く時間の確保とかを考えると頭を抱えたくもなりますね。まあ、何年もこんな感じではあるんだけども・・・