日々の音盤 2005/12 ⑤

2005/12/21 - 2005/12/25

Neal Casal / Fade Away Diamond Time
Neal Casal / Anytime Tomorrow
Neal Casal / Return In Kind
The Connells / Ring
The Heavy Blinkers / Better Weather
Joe, Marc's Brother / The Debut Of Joe, Marc's Brother
The Mockers / Living In The Holland Tunnel
Power Of Dreams / 2 Hell With Common Sense
Sexsmith & Kerr / Destination Unknown
Charlie Sexton Sextet / Under The Wishing Tree
Squeeze / Argybargy
Uncle Green / You

明日に迫ったNeal Casalのライヴ。これまでの来日の際の評判も良かっただけに、本当に期待しています。会場が京都なのも、何だか嬉しい気分。素晴らしい夜になるはず。

今日の音盤 2005/12/25

画像今日の音盤。

Neal Casal / Fade Away Diamond Time (1995)

USのシンガー・ソングライターのデビュー作。シンガー・ソングライターとは言っても、彼のアルバムはバンドとしての(抑制の効いた)ダイナミズムを感じさせるものも多く、普通にロック・アーティストとして捉えた方が良いのかなって思ったりもします。ただ、ソングライティングが半端じゃないぐらいに素晴らしいんでねぇ。彼の曲を聴いていると、ある意味、これが私の理想とする音楽の1つであるように思えるんです。時代に流される事のない、普遍の魅力を放つ音楽。

このデビュー作はUSのメジャー・レーベルからのリリースだったものの、2作目以降はUSでのリリースはインディ・レーベルからのリリースあるいはリリースなしで、ドイツやフランスのレーベルからのリリースが続いている・・・そんな状況でも分かる通り、レコード会社の思惑とかと関係なく、自分の作りたい音を作り続けて来た人なんだと思う。それは今後も変わらないんでしょう。

さて、話を戻しましょうか。プロデューサーはこれまでにも何度か名前を出しているJim Scottです。彼は適度にルーツ風味の漂うポップなアルバムを作らせたら、世界一なんじゃないかと私は思っていたりします。ここでは、落ち着いたポップさと言いましょうか、素晴らしいメロディに裏打ちされた曲をじっくりと聴かせるようなアレンジがされていて、Nealのソングライターとしての資質にとてもマッチしているように感じられます。このコンビは後のアルバム"Anytime Tomorrow"でも実現しています。参加ミュージシャンは以降の作品でも共通する部分が多く、バンドと呼んでも差し支えないぐらいの一体感が感じられます。有名どころでは、Don HeffingtonやGreg Leisz(彼は最高)など。George Drakouliasも1曲だけ参加していますね。

収録曲は全12曲で、そのどれもが良いのだけど、特に大好きなのが2曲目の"Maybe California"と3曲目の"Free To Go"。共にベスト盤にも収録されているので、彼の曲の中では人気も高いんでしょうね。不思議な浮遊感みたいなものに包まれるような感じで、じわりと心が熱くなります。どれぐらい聴いたか分からないけれど、聴く度に好きな度合いが強まっていくような気がします。名曲。そして、名盤。死ぬまで聴き続けます。

さて、3度目の来日が実現して、現在来日中のNeal Casalですが、私の行く京都でのライヴは27日(火)。こちらを見る限りじゃ、まだチケットは売れ残っているのかな? 次はいつ見れるとも知れないので、是非とも多くの方に見に行って欲しいもんです。いつものライヴ前以上にドキドキしています。楽しみやなぁ・・・♪

日々の音盤 2005/12 ④

2005/12/16 - 2005/12/20

The Connells / Ring
The Elms / Truth, Soul, Rock & Roll
The Greenberry Woods / Big Money Item
Jesse Harris & The Ferdinandos / The Secret Sun
Joe, Marc's Brother / Around The Year With ...
Lowen & Navarro / Pendulum
Pat McGee Band / Save Me
Shawn Mullins / Soul's Core
Poole / Amongwhomweshine
Seth Swirsky / Instant Pleasure
Alex Woodard / Nowhere Near Here
Steve Wynn / Sweetness And Light

6年か7年越しぐらいの想いがかなって、The Connellsの"Ring"をようやく入手。全く入手不可だった訳でもないんだけど、なかなか手が回らなくて。98年リリースの"Still Life"だけは持っていて、これが好感の持てる佳作だけに、代表作とされている"Ring"には期待していたんだけれど、これは期待以上の出来。初めの印象は『まずまずかな』程度だったんだけど、5回目ぐらいから一気に来ました。これは良いわ。曲も良く書けているし、ギターの音も印象的。The Honeydogs~The Mayflies USA、このラインが好きなら、間違いなく気に入りそう・・・って、もう少し有名なところを例に出せれば良いんだけど。とりあえず、他のアルバムも入手せねば。

今日の音盤 2005/12/20

画像今日の音盤。

The Greenberry Woods / Big Money Item (1995)

USのMaryland州で結成されたバンドの2作目。90年代を代表するパワー・ポップ・バンドと言っても良いと思うんだけど、残したアルバムは2枚のみで、この後に解散。メンバーのHuseman兄弟は新バンドのSplitsvilleで活動を続けていますね。

94年のデビュー作"Rapple Dapple"も良いアルバムでしたが、この2作目はそれ以上でしょうか。全部で18曲も収録されていて、その全てが最高とまでは言わないにしても、良い曲が目白押し。中でも、パワー・ポップ・アンセムと言えそうな3曲目の"Super Geek"はどっからでもかかって来なさい級の名曲。もう何回聴いたのか分からないけれど、それでも、聴く度に引き込まれます。魔法がかかっているとしか思えない。他では、11曲目の"Oh Janine"も忘れちゃならない名曲(前作では、"Oh Christine"なんて曲をやっていましたが・・・)。この甘酸っぱい感覚は彼らならではのものでしょうね。

時代が違えば、あるいは、何かきっかけがあれば、もっとブレイクする可能性のあるバンドだったんじゃないかと思います。でも、その後のSplitsvilleでも良い作品を発表しても、大きく認知されていない現状は残念なものがありますね。Jellyfishの2作目にしてラスト・アルバムのリリースが93年、Fountains Of Wayneのデビュー作が96年。その間の94年と95年にアルバムを2枚だけ残している事もあって、私の中では、この3つのバンドには1つの繋がりのようなものを感じています。まあ、何となくそんな風に思っています。

とにかく、埋もれさせてしまうには惜し過ぎるアルバムです。ちなみに、このアルバムを取り上げてみようと思った理由は、『モナリザの表情の幸福度は83%』との記事を見かけたから(ジャケット写真の中の絵がモナリザです、ちょっと見づらいけど)。私がこのアルバムを聴いている時の幸福度は83%以上だとは思うけど、はっきりとした数値で表せるはずもなく・・・

日々の音盤 2005/12 ③

2005/12/11 - 2005/12/15

Dave Alvin / Romeo's Escape
The Bible / Eureka
Stephen Bruton / Nothing But The Truth
Haugaard & Høirup / Lys
Nick Heyward / From Monday To Sunday
James MacDonald / Believe In You
Nada Surf / The Weight Is A Gift
The Primary 5 / North Pole
Ride / Smile
Bobby Sutliff / Bitter Fruit
Volovan / S.T.
Yo La Tengo / I Can Hear The Heart Beating As One

久しぶりに聴いたYo La Tengoのアルバム。2年ぶりぐらいかな。最後の曲"My Little Corner Of The World"は大好きなんで、これだけはよく聴いてたんだけど。んで、久々に聴いてみての感想は・・・かなり良かった。もちろん、好きなアルバムではあったんだけど、以前よりも良い感じ。次作に当たる"And Then Nothing Turned Itself Inside-Out"も手元にあるんで、それも聴いてみよう。

今日の収穫 2005/12/13

画像今日の収穫・・・CD。

① Squeeze / Argybargy (1980)
② Haugaard & Høirup / Gæstebud (2005) [pic]

あぁ・・・ 色々と書いた後に一旦保存しようとしたら、エラ~が発生しても~たぁ・・・ 文章が消えてしまったのね。今夜はもう書く気力がないなぁ・・・ とにかく、彼らのライヴはやっぱり素晴らしかった!

日々の音盤 2005/12 ②

2005/12/06 - 2005/12/10

Any Trouble / Where Are All The Nice Girls?
Peter Bruntnell / Ends Of The Earth
The Cavedogs / Joyrides For Shut-Ins
Coldplay / X&Y
Don Henley / The End Of The Innocence
The Jayhawks / Hollywood Town Hall
Paul McCartney / Chaos And Creation In The Backyard
The New Pornographers / Mass Romantic
Roy Orbison / Mystery Girl
Jules Shear / The Great Puzzle
Jules Shear / Between Us
Kyle Vincent / Gathering Dust (Rare & Unreleased, Vol. 2)

12月6日はRoy Orbisonの命日でした。1988年だから、17年も経ったんですね。Traveling Wilburysへの参加で多くの人の注目を再び集めるようになった時期に亡くなってしまったのは、本当に残念で仕方がありませんでした。ワン&オンリーの魅力を持った声・・・ いつまでも大切な音楽として聴き続けたいですね。

今日の音盤 2005/12/10

画像今日の音盤。

Jules Shear / The Great Puzzle (1992)

オリジナル・アルバムとしては、4作目でしょうか。他に、コンピ盤やReckless Sleepers名義でのアルバムなどをこれ以前にリリースしているようですね。その前はJules & The Polar Bears(Julesの顔が熊に似ているような気がするのは私だけでしょうか・・・?)。その前はFunky Kings(Jack Tempchinや私の好きなギタリストであるGreg Leiszの在籍していたバンドですね)。

彼は私の大好きなソングライターであり、大好きなシンガーでもあります。つまり、大好きなアーティストですね。本当にどうしようもないぐらいに良い曲を書くし、味わい深いヴォーカルも堪らない魅力でいっぱい。

ソングライターとしての力量は、一般によく言われるように、他のアーティストが彼の作品をカヴァーしてヒットさせている事でも分かります。例えば、Cyndi LauperやBanglesやTommy Conwellなど・・・ ヒットした訳ではないけど、Ian MatthewsはJulesの曲だけで構成されたアルバムをリリースしたりもしています。彼自身がヒットを飛ばせていないのがなぜなのか、それは永遠の謎でしょうか・・・?

そんなJules Shearの最高傑作だと私が思うのが1992年リリースの本作です。何が良いって、とにかく曲が素晴らしく良い。どことなく懐かしさを感じさせるようなメロディが最高。適度なウェット感を持っていて、日本人の琴線に触れるような気がするんだけどなぁ。郷愁感の漂うタイトル曲がやっぱりベストの出来でしょうか。寒い季節に聴きたくなるのは、4曲目"The Sad Sound Of The Wind"のせいなのか、温かい気分にさせてくれる彼のヴォーカルのせいなのか。他にも良い曲いっぱいだけど、もう1曲を挙げるなら、8曲目の"Dreams Dissolve In Tears"。サビ部分の歌詞をちょっと引用・・・

Salt dissolves in water
Youth dissolves in years
But it's the hardest fade to watch the way
That dreams dissolve in tears

歌詞から感じられるホロ苦さと甘いメロディが抜群のブレンドをして、何とも言えない甘酸っぱい響きで心に届きます。この曲では彼の妻(当時。正確には知りませんが、別れたとの情報を目にした記憶が・・・)のPal Shazarがデュエット・ヴォーカルを聴かせてくれています。彼女の独特のファニー・ヴォイスはなかなかに魅力的。ソロ・アルバムも何枚かリリースしています(Julesも参加してますね)。ちなみに、裏ジャケの絵は彼女が手掛けたものですね。

とにかく、素晴らしい曲を収めた名盤だと思う。長く聴き続けたい作品です。

P.S. Jules & The Polar Bearsの2作目"Phonetics/Fenetiks"が来年の1月にボーナス・トラック付でCD化されるようですね。ソロでの作品も含めて、入手困難になっている他のアルバムも再リリースして欲しいもんです。

日々の音盤 2005/12 ①

2005/12/01 - 2005/12/05

Peter Bruntnell / Ends Of The Earth
Tim Buckley / Goodbye And Hello
Cotton Mather / Cotton Is King
Howie Day / Stop All The World Now
Fastball / Make Your Mama Proud
Ben Folds / Songs For Silverman
Gigolo Aunts / Pacific Ocean Blues
Damien Jurado / Water Ave S
Doug Powell / Ballad Of The Tin Men
Kim Richey / S.T.
Uncle Green / You
The Wallflowers / S.T.

少し前に入手していたUK在住(NZ生まれだそうな)のシンガー・ソングライター、Peter Bruntnellのアルバムを初聴き。5年ぐらい前から気になったままだったんだけど、やっと聴けました。んで、これが素晴らしく良い。落ち着いたトーンのルーツ・ロックでしょうか。真っ先に思い浮かんだのが、Tom Petty。もうちょっと時代を下ったところだと、Pete DrogeやTim Eastonなどが好きであれば、是非とも聴いてみて欲しいですね。これが4作目で、つい最近、新譜もリリースされたよう。とりあえずは、過去の作品からおさらいしてみようかと。

日々の音盤 2005/11 ⑥

2005/11/26 - 2005/11/30

Ryan Adams & The Cardinals / Cold Roses
Howie Beck / Hollow
Ben & Jason / Goodbye
Dishwalla / Pet Your Friends
John Wesley Harding / Pett Levels - The Summer EP
Ida / Will You Find Me
Kiss Of Life / Reaching For The Sun
The Legendary Jim Ruiz Group / Oh Brother Where Art Thou?
Midget / Jukebox
Nilsson / Greatest Hits
Saint Etienne / Foxbase Alpha
Sexsmith & Kerr / Destination Unknown

Ryan Adams & The Cardinalsの"Cold Roses"が最近のお気に入り。今年のベスト候補の1つかな。これ以前のアルバムも大体は持っているんだけど、買った時の私の気分とかと合わなかったのか、あまり聴いていないんですよね。自分の音楽的趣向からすると、ちょっと意外だと自分でも思います。彼絡みの作品で最もよく聴いたのが、Whiskeytownの"Strangers Almanac"。あのJim Scottのプロデュース作品ですよね。これも含めて、Ryan Adamsの作品をじっくりと聴き返してみようと思っている、今日この頃。それに加えて、まだ買っていない新作"Jacksonville City Nights"と間もなくリリースされる"29"も聴かなきゃなのね。嬉しいやら、困ってしまうやら・・・? それにしても、1年で3作もリリースとはねぇ・・・ しかも、そのうち1つは少し短めとは言え、2枚組だし。この先、どんな事になるんでしょ?