今日の音盤 2005/11/30

画像今日の音盤。

Howie Beck / Hollow (1999)

Canadaのシンガー・ソングライターによる2作目。これは良いアルバムですね。シンガー・ソングライター系の作品を多く聴いた今月を締めくくるのに相応しいかな。初めて聴いた時に頭に浮かんだのはScud Mountain Boys~Pernice BrothersのJoe Pernice・・・などと思ってAMGを見たら、そこでも彼の名前が挙がっていました。他には、Elliott Smithの名も。うん、確かに通じるものがありますね。その辺が好きな人には堪らない作品になっていると思う訳です。

全体の雰囲気はブックレットや裏ジャケに写るモノクロの写真(ギターを片手に俯きながら歩くHowie Beck)から連想されるような、少し陰鬱なトーンになっていると言えましょうか。これを『暗い』などと片付けてしまっては、身もふたもありません。秘めたメロディの良さは確かなものだし、オーソドックスなスタイルながらも不思議な新鮮さを感じさせたりもして、なかなかの才能の持ち主だなぁ~と思わせてくれます。俯いているのも、次の瞬間には顔を上げて前へと進んで行くためのものと考える事もできます・・・と言いつつ3作目のアルバムのジャケを見ると、まだ俯いとるぢゃないかぁ~! まぁ~、いいんです。下に何か落ちてんのかな・・・?

3作目の事をちらっと書きましたが、それが今のところ最新作のようで、2004年にリリースされています・・・って、まだ入手できてないんだけど。あまり国境を区切って音楽を聴こうとは思わないけれど、こんな素晴らしい作品を聴いていると、Canadaのアーティストの持つ不思議な質感みたいなものを意識してしまいますね。できる事なら、いつかは実際に訪れてみたいもんです。豊かな音楽を生む何かがきっとあるんでしょうね。

とにかく、もっと多くの人に聴かれるべき作品だと思う。良い曲いっぱい。ひょっこりと来日でもしてくれないかなぁ。

今日の収穫 2005/11/27

今日の収穫・・・CD。

① Saint Etienne / Foxbase Alpha (1991)
② Dishwalla / Pet Your Friends (1995)
③ John Wesley Harding / Pett Levels - The Summer EP (1993)
④ Kiss Of Life / Reaching For The Sun (1993) [pic]

価格(税込)・・・①1000円、②③④各250円
状態等・・・①のみ新古、他は中古、全て輸入盤

① デビュー作に当たる"Foxbase Alpha"はSaint Etienneの代表作として取り上げられる事が多いようなんだけど、私が持っていたのは以降の"So Tough"と"Tiger Bay"。そんなに聴いていた訳じゃないけど、"So Tough"に収録の"Calico"は妙に心に残る佳曲でした。いつでも買えると思いつつ何年も経っていました。テストの帰り道、久々に訪れたショップにて購入。

② ちょっと気になっていたバンドのデビュー作。本当は印象的なジャケの3作目が欲しいんだけど。ライヴ盤も含めて、すでにアルバムを5枚リリース済のようです。本国では安定した人気なのかな。

③ 私の好きなアーティストですね。アルバムはほぼ揃えたんだけど、何枚かリリースされているEPまでは手を伸ばせてませんでした。彼の事だから、水準以上の作品であるのは間違いないはず。この人のライヴはきっと素晴らしいんだろうなぁ・・・

④ ジャケに見覚えがあったので、何となく購入。ジャケ通りの出来なら傑作なんすが・・・期待し過ぎずに聴いてみましょうか。

P.S. トップ・ページの画像は表示されないままのようだけど、記事ページでは表示されているようですね(11月27日23時00分現在)。

日々の音盤 2005/11 ⑤

2005/11/21 - 2005/11/25

Bryan Adams / MTV Unplugged
Wayne Berry / Home At Last
Blue Mountain / Dog Days
Neal Casal / Fade Away Diamond Time
Marc Cohn / S.T.
East River Pipe / Shining Hours In A Can
Jeff Hanson / Son
Mark Helm / Everything's OK
Mason Jennings / S.T.
Jens Lekman / When I Said I Wanted To Be Your Dog
Graham Nash / Songs For Beginners
Josh Rouse / Under Cold Blue Stars

Jeff Hansonが来年の2月下旬に来日するようですね。詳しくは、こちら。京都にも来るようだし、見に行く事になるかも。でも、持っているのは上記のデビュー作のみで、2作目はまだ未入手。キラリと光るものは感じられるけれど、まだ十分に聴き込めてないので、彼の本当の良さには気付けていない状態かも知れません。あの声、生で聴くと、どんな感じなんでしょうねぇ・・・?

ウェブリ

どうやら、このウェブリブログの調子が悪いようですね。利用可能容量をアップするためのメンテを行っていたようなんだけど、その時にエラーが起きたようです。例えば・・・画像が表示できない・・・あるいは、画像をアップできない・・・とか。そんな訳で、私のblogも画像が消えてしまっています。おほほほ・・・

ウェブリブログ事務局のブログを見てみると、随分とご立腹の方もおられるようですね。怒る程の事なんでしょうか? それぞれの事情があるんだとは思うけれど・・・

まぁ~、そのうちに直りまっしゃろ~て。でも、容量アップで3GBまで使えるようになったんだけど、そんなに要りませんから(何しろ、まだ1MBも使ってませんから。HP用の容量をアップして欲しいとこですが)。ウェブリアルバムも含めての容量のようなんで、気が向けばアルバムを作ってみても良いかも知れません。

あぁ~、レコ屋巡りしたい・・・ 12月にはできるかなぁ。アナログ盤を見て回りたいのね。

日々の音盤 2005/11 ④

2005/11/16 - 2005/11/20

Ryan Adams & The Cardinals / Cold Roses
Howie Beck / Hollow
Eels / Electro-Shock Blues
Bob Egan / The Promise
Bill Fox / Transit Byzantium
Kim Fox / Return To Planet Earth
Mansun / Six
Kirsty MacColl / Galore
Nada Surf / The Weight Is A Gift
The Pearlfishers / The Young Picnickers
Elliott Smith / Figure 8
Wilco / Being There

秋も深まって来たからか、シンガー・ソングライター系の作品を聴く事が多くなっているような気がします。有名どころはもちろん、マイナーなアーティストの作品にも良いものが多くありますね。そんな中では、Bob Eganの作品(これまでにアルバム2作をリリース。上記のものは2作目)がこの時期にぴったりな感じで、地味ながらも染み入るような曲を聴いていると、気分も何だか落ち着きます。

新譜情報 Rhett Miller

USのロック・バンド、Old 97'sのフロント・マンでもあるRhett Millerのソロ3作目がリリースされるようです。タイトルは"The Believer"、リリース予定日は2006年の2月28日。

プロデューサーはGeorge Drakoulias(以前に紹介したThe Jayhawksの"Tomorrow The Green Grass"のプロデュースを担当)。そのThe JayhawksのGary Lourisがバック・コーラスで参加しているようです。前作でプロデューサーを務めて、演奏面でも貢献したJon Brionが今回はキーボードで参加。その他のメンバーなど、詳しい事はこちら(英文ですが)

う~ん、これは期待が高まるどころじゃありませんね。2006年になる前から、2006年のベスト・アルバム候補No.1って感じです。2002年リリースの前作は呆れてしまうぐらいに明快なポップさを持った傑作アルバムでしたが、それ以上のものを期待させてくれますね。

それにしても、2004年のOld 97'sのアルバム以降、本当に精力的に活動してますね。今年はOld 97'sのライヴDVDとライヴCDをリリースしたし、ソロでThe Beatlesの"Rubber Soul"のトリビュート・アルバムにも参加しています(未聴ですが、"Girl"をやっているようです)。バンドとソロのバランスもうまく取れるようになったみたいだし、目が離せない状態が続きそう。

実は、2003年の来日ライヴを見ているんですよね。あのジャケ通りのかっちょ良さでしたね・・・ バンドもソロもElektraとの契約が切れた現状を考えると再来日の可能性は高くないかも知れんけれど、期待して待ちたいとこです。

日々の音盤 2005/11 ③

2005/11/11 - 2005/11/15

Bryan Adams / Cuts Like A Knife
Bryan Adams / Reckless
Ryan Adams & The Cardinals / Cold Roses
Clarkesville / The Half Chapter
Death Cab For Cutie / Plans
The Flashing Lights / Where The Change Is
Haugaard & Hoirup / Om Sommeren
Damien Jurado / Ghost Of David
Lazy Smoke / Corridor Of Faces
Maritime / We, The Vehicles
Pernice Brothers / Overcome By Happiness
Kyle Vincent / Solitary Road

相変わらず何やかんやと聴いてます。聴いたCDをこんな風に記録してみると、あまり聴いていなかったCDが多い事に改めて気付きますねぇ。それとは関係ないんだけれど、Bryan Adamsの上記の2作品は20年以上前のリリースなんすねぇ・・・

今日の音盤 2005/11/13

画像今日の音盤。

Clarkesville / The Half Chapter (2003)

Michael Clarkeによるソロ・ユニット、Clarkesvilleのデビュー作。UK出身で、リリース当時は22歳ぐらいだったようです。好意的なレヴューに加えて、Ron Sexsmithとの繋がり(Ron SexsmithのアルバムのプロデュースをしているMartin Terefeが本作のプロデューサー。Ronのライヴのオープニング・アクトを務めたりもしたそう)もあったので、入手してみたアルバム。2004年の春頃に買ったんだっけかな。

Martin Terefeをプロデューサーとして招いたのは、Ronの"Cobblestone Runway"での音作りに惹かれたから、との情報を見た記憶があるような・・・って、ちょっと曖昧ですが。彼のプロデュース・ワークは時として過剰に感じられる事もあって、好きでない部分もあるんだけど、そんな事を気にさせないだけの良い曲がここにはあるんですよね(ちょっと気になるけど・・・)。若さを良い意味で感じさせる部分と成熟した部分とがバランス良く同居しているような印象を受けます。全体的には、じわじわと好きになって行った曲の方が多いんだけど、シングル曲でもある"Heavy Soul"と"Secret File"は即殺でした。大好き。明らかに天性のメロディ・メイカーって感じですよね。もっと注目されるべき存在だと思うんだけどねぇ。とにかく、歌心に溢れた良盤ですよ。

その後はどうなっているのかと調べてみると・・・どうやら、所属レーベルは破綻して閉鎖してしまったよう。それが原因なのかどうかは定かではありませんが、Clarkesvilleとしての活動を停止して、新たにThe Deciphersなるバンドを結成して活動中のようです(少し前にギタリストが脱退してしまったようですが・・・)。Clarkesvilleとして発表された曲がライヴで聴ける可能性が少なくなってしまったのは残念だけど、これまで以上の楽曲を届けてくれるのを期待して待つとしましょうか(次のアルバムのプロデューサーには、Ethan JohnsかJon Brionぐらいが良さそうかなぁ・・・)。

日々の音盤 2005/11 ②

2005/11/06 - 2005/11/10

Fluid Ounces/ The Whole Shebang
Hal / S.T.
Haugaard & Hoirup / Lys
Matthew Jay / Draw
Danny O'Keefe / So Long Harry Truman
Adam Richman / Patience And Science
The Rocket Summer / Hello, Good Friend
Josh Rouse / Nashville
Ron Sexsmith / Retriever
The Trash Can Sinatras / A Happy Pocket
Two Lips / The Lost Album
The Young Fresh Fellows / Electric Bird Digest

今年の12月に3度目の来日を果たす、デンマーク出身のHaugaard & Hoirup(ハウゴー&ホイロップ)。前記の綴りは正確ではないんで、それも含めて、詳しくはこちらこちら。私は栗東で行われた昨年の『ケルティック・クリスマス』で彼らを初めて知りました。フィドルとアコースティック・ギターによるデュオ。ほとんどの曲はインストゥルメンタル、何曲かが弾き語りでした。事前にCDとかを聴かないままに挑んだんだけど、楽しくも美しいライヴで、最高でした。2年連続で見る事ができるとはねぇ。とにかく、楽しみにしまくり。皆さんにも自信を持ってオススメしときます。

日々の音盤 2005/11 ①

2005/11/01 - 2005/11/05

Paul Burch / Last Of My Kind
Neal Casal / Leaving Traces: Songs 1994-2004
Eternity's Children / S.T.
Graham Fellows / Love At The Hacienda
The Kinks / The Village Green Preservation Society
Van Morrison / Tupelo Honey
Blair Packham / Could've Been King
The Real People / Whats On The Outside
Sexsmith & Kerr / Destination Unknown
The Spinto Band / Nice And Nicely Done
Mark Stuart / Songs From A Corner Stage
The Super Friendz / Sticktoitiveness

Ron Sexsmithが自身のライヴ・バンドのドラマーでもあるDon Kerrと組んだユニット、Sexsmith & Kerrのアルバム"Destination Unknown"。寄り添うヴォーカルが作り出す優しいハーモニーが何とも良い感じ。これから聴き込む事になりそう。考えてみると、2001年から今年まで、Ron Sexsmithは毎年何らかの形でアルバムをリリースしてるんですよねぇ。んで、どれもが素晴らしく良い。すごい人です。

ペース・ダウン対策でもないんだけど、考えなくても書ける記事って事で、聴いたCD(たまには、アナログ盤も)をそのままリストにしてみようかと。5日間を区切りに、12枚(1ダース)を。まあ、備忘録の役目も果たしてくれそうかな。

今日の音盤 2005/11/05

画像今日の音盤。

The Spinto Band / Nice And Nicely Done (2005)

デビュー作。シングルとして発表されていたものなどを含んだアルバムとの情報も見かけたけれど、詳細は知りません。良いらしいとの情報と、They Might Be Giantsなどで知られているBar/Noneレーベルからのリリースって事で、入手。んで、手にしてみて気付いたのが、Cotton Matherの作品などのプロデュースで知られるBrad Jonesの根城となっているスタジオAlex The Greatでの録音なんですね。そして、プロデューサーがBrad Jonesの相棒的存在のRobin Eaton。これは期待が高まりました。ちなみに、Josh Rouseの今年のリリース作品"Nashville"は、Brad Jonesがプロデューサーで、Alex The Greatにて録音等が行われていますね。

確かに、これは注目のバンドになって行きそうな予感を感じさせますねぇ。Supergrass~Weezer~Strokes~Bleu~The New Pornographers・・・などに通じるような感じが曲ごとに見え隠れしているように感じるんですよね。もちろん、その辺は聴く人によって感じ方は様々でしょうが。めちゃくちゃポップな曲をやっているんだけど、器用さが先行していて、Ben Folds FiveやWeezerのデビュー作などで感じられた潔さみたいなものは、そんなに感じられませんね・・・って、比較するのが変だし、色々あるから面白いんやん・・・と自分にツッコミを入れてみたり、みなかったり。まあ、とにかく、只者じゃないんで、上記のバンドやアーティストを好きな人なら聴いておくべきでしょう、間違いなく。良い曲だらけ。埋もれた名盤の仲間入りさせないようにしたいもんですね。

騙されたと思って買ってみる事って、年に何度かあるんじゃないかと思うけれど、ここで騙されてみるのはどうでしょうか?

Neal Casal、来日

Neal Casalの来日が決定していますね。詳しくは、こちら

90年代以降に登場したアーティストの中でも、彼はかなりの才能のある人だと私は思っています。彼の作品を実際に耳にしたのは3年ちょっと前ぐらいで、そんなに長く知っている訳でもないんだけど、随分と前から聴き続けているような気になってしまう・・・そんな魅力を持っているように感じられるんですよね。曲がすっと入り込んで、自分の中に居心地の良い場所を見つけてしまうような・・・って、分かったような分からんような表現ですが。ソロ以外のコラボレート作品とか、まだ聴けてないものもあるんで、そちらも早めにチェックせねば。出会えて良かったと心から思えるアーティストの1人ですね。

ライヴが近づいて来たら、『今日の音盤』としてアルバム(多分、デビュー作)の紹介をするつもりです。彼の作品を未聴の方には、昨年リリースされたベスト盤"Leaving Traces: Songs 1994-2004"が便利でオススメ。CDとDVDのセットになっていて、とてもお得です。DVDのリージョン・コードに関しては、リージョン2のプレイヤーでも見れたんだったっけかなぁ・・・?

とにかく、ライヴが楽しみです。過去の2度の来日では関西に来てくれなかったんでねぇ。今回は京都にもやって来るんで、抜かりなくチケットを入手しなくては。