今日の音盤 2005/07/31

画像今日の音盤。

① Glenn Tilbrook / The Incomplete Glenn Tilbrook (2001) [pic]
② Glenn Tilbrook / Transatlantic Ping Pong (2004)
③ Squeeze / East Side Story (1981)

① 元SqueezeのGlenn Tilbrookのソロ・デビュー作。Squeeze時代の曲作りはChris Diffordが歌詞を書いて、Glennが作曲を担当していたようです。このコンビはLennon-McCartneyを引き合いに出されるぐらいに評価が高かったりします。
そんな彼の初のソロ作品です。初回UK盤は本編収録曲のアコースティック・ヴァージョンを9曲収録したボーナス・ディスク付きでした。活動歴の長さを反映したような落ち着きに加えて、リラックスした作風から感じられるフレッシュさが同居していて、それらが作品に不思議な感触を与えているような印象を受けます。Chris Diffordとの共作という形態から離れて、自由な選択が可能となった事が少なからず影響しているのかも知れません。実際には、収録曲の半数近い5曲が他のアーティストとの共作となっていて、その辺りも当然ながら作用しているはず。そのうちの1曲"You See Me"はRon Sexsmithとの共作で、思わずニヤリ。
聴くほどに親しみや味わいの増す好盤だと思う。長く聴き続けたいな。ボーナス・ディスクの方も良いね。

② ソロ2作目。前作の好調さはそのままに、大西洋を行き来して、UKやUSでレコーディングを行ったようで、それを反映したかのようなアルバムのタイトルになっています。じっくりと練り上げられた感のある曲は前作以上に充実していると思えます。一聴した感じは地味ながらも、じわじわと心に広がって来る楽曲は1人のアーティストのある意味での到達点を示しているかのようです。
本作発表に伴うライヴ・ツアーで、昨年には来日ライヴも実現。参加した人のコメントは相当に熱いものでした。演奏者と観客の距離が非常に近く感じられる、素晴らしいライヴだったようです。そんな彼が早くも再来日して、8月に各地でライヴを行います。今年は私も見に行きますよ。楽しみだなぁ・・・♪
音楽雑誌『ストレンジ・デイズ』の2005年1月号には、Glenn Tilbrookの特集記事が載っているので、興味のある方は是非とも目を通してみて下さいな。自らの音楽活動を心から楽しんでいる彼のスタイルには心から共感を覚えます。

③ 名盤と名高い、Squeezeの4作目。1曲を除いて、Elvis Costelloが共同プロデューサーとして参加。この時期の作品はこれしか持っていないので前後の比較はできませんが、充実した曲が並んでいて、バンドとしても最盛期にあったんじゃないかと思えます。実際には、翌年に発表された5作目の後に、一旦解散してしまうんですが。本作にはMike + The Mechanicsのメンバーとしても有名なPaul Carrackが参加していた事も頭に入れておきたいとこです。
R&Bからの影響かなと思わせる、小気味良いリズム感が心地良いですね。USでも人気が高かったのが頷けます。パブ・ロック関連は詳しくないので推測混じりだけど、その辺にも通じる魅力がありそうです。歌詞にも見るべきものがあるようですが、その辺は今後の課題としてチェックしておきたいですね。
当時の音楽シーン云々とは関係なく楽しみたい傑作アルバムでしょう。リリース当時、Glenn Tilbrookは20代前半だったんですねぇ。そんな風には思えない熟練さが感じられます。

今日の音盤 2005/07/29

画像今日の音盤。

① Eels / Beautiful Freak (1996) [pic]
② Eels / Oh What A Beautiful Morning (2000)
③ P. Hux / Deluxe (1995)

① E(本名はMark Oliver Everett)を中心としたバンドのデビュー作。心の傷や痛みのようなものを見据えたような歌詞、それを流麗なメロディとささくれだったようなサウンドで構築してみせた傑作デビュー・アルバム。彼らを知ったのは1998年発表の2作目の後だったんだけど、遡って聴いた本作に強く惹かれました。名盤でしょう。
正直な話、バンドが伝えようとしている事をどれぐらい理解できているのかは心許ないけれど、作品全体が内包している力には普通ではない凄さを感じます。天性とも思えるメロディ・メイカーぶりも見逃せないポイントです。90年代以降に登場したアーティストの中でも、かなり特異な存在と言えそう。順調なペースでリリースも続いていて、今年の4月には6作目となる新作も発表されました。今後も要注目です。

② オフィシャル・サイトなどで限定販売されていたライヴ盤。時期的には、2000年発表の3作目の後のライヴですね。私は某レコード・ショップにて購入しましたが・・・
さて、このライヴ盤。全体的には淡々と進行して行き、曲もじっくりと聴かせるようなタイプのものが多いように思えます。煽るように突き進む感じは少なめですね。ある意味、このバンドの本質とも言えるシンガー・ソングライター的な側面を強く感じる部分もあります。そうした曲では、曲の魅力にダイレクトに触れているようにも思えます。バンドの真摯な姿勢を感じられるような、そんなライヴ盤でしょうか。
2003年には来日ライヴもあったのだけど、私は見れませんでした。なかなかに評判も良かったようなので、次回の来日の際には見逃さないようにしたいですね。

③ Parthenon Huxleyを中心としたバンドのデビュー作。彼はEelsの中心人物EがEels結成前に発表したソロ・アルバムのプロデューサーでもあります。Parthenon Huxley自身もソロ名義でのアルバムを1988年に発表しているんだけど、そちらは未聴。
まあ、以上のような事などを踏まえて本作を聴いてみたんだけど、思ってた以上にストレートなスタイルでした。もっとポップ寄りなのかと想像してたんですよね。程よいポップさの良質ロック・アルバムといった感じでしょうか。
この作品以降もひっそりとアルバムはリリースされてたんだけど、今年になって、Electric Light Orchestraの曲のみをカヴァーしたアルバムをリリース。そちらの内容が気になります。

今日の音盤 2005/07/27

画像今日の音盤。

① Coldplay / Parachutes (2000) [pic]
② Coldplay / Live 2003 (2003)
③ The Beach Boys / Live In London (1970)

① UKのバンドのデビュー作。前年のTravisの大ブレイクに続くようにして、こちらも大ヒット。その頃は同系のバンドと見る向きも多かったように記憶しています。他にも、Starsailorなどが登場して、この辺りを一括りに捉えるような文章をよく目にしましたねぇ。そんなに似てないと思うんですが。
さて、このアルバムです。2作目がアルバム全体としての完成度を高めるように志しているように感じられるのに対して、こちらは1曲ごとの表情が豊かな印象を受けます。貫禄のようなものすら感じさせる2作目よりは、このデビュー作の開放感が漂うような作風に惹かれますね。やはり、"Yellow"は名曲かと。つい最近リリースされたばかりの新作も早く聴かなくては。

② ライヴ盤。私の持っているのはCDとDVDを同梱したもの。CDがボーナス・ディスク扱いになっていますね。このライヴ盤を見て&聴いていると、あちらでの人気ぶりが窺えますね。確かに、これを生で見ると、何とも言えない高揚感に包まれそう。バンドの魅力をきっちりと伝えてくれる、良いライヴ盤ですね。
今年のFuji Rock Festival(FRF)で来日ライヴが実現するんですよねぇ。自然に囲まれた中で彼らのライヴ・・・これは相当に心地良さそう。夢見心地ってヤツですか。FRFには行けないんで、改めての再来日が実現するよう願っています。

③ The Beach Boysも今年のFRFでやって来るんですよね。どんなメンバーで来るんでしょうか。デビューしてから40年以上が経ってますからね。boysではなさそうです・・・って、当たり前だけど。多分、ヒット曲メドレーとも言える豪華な曲の連続が繰り広げられるんでしょうね。理屈抜きに楽しいライヴになりそう。見てみたいなぁ。
The Beach Boysのライヴ盤と言えば、1973年発表の2枚組"In Concert"が代表作かも知れませんが、選曲の良さが光る本作が個人的には好きです。文句なしに痛快な"Darlin'"、隠れた佳曲"Wake The World"や"Bluebirds Over The Mountain"などがポイント高し。もちろん、代表曲もきっちりと配されてます。やっぱり、良い曲いっぱい。大好きなバンドです。

今日の音盤 2005/07/25

画像今日の音盤。

① R.E.M. / Murmur (1983) [pic]
② R.E.M. / Lifes Rich Pageant (1986)
③ 10,000 Maniacs / In My Tribe (1987)

① ミニ・アルバム"Chronic Town"に続いて発表された1stフル・アルバム。傑作として名高い作品ですね。この時点で既に自らのスタイルが確立されている感がありますね。当時はカレッジ・シーンを中心に人気があったらしいんだけど、その後に世界規模での人気バンドになって行ったのも頷けるだけのものを確かに持っていたんだなと強く思わせる内容ですね。当時の流行の音を頭に浮かべた上で本作を聴いてみると、何と痛快なアルバムかと思わずにはいられません。シンプルな音から浮かび上がる4人の姿が眩しく感じられます。
R.E.M.の事を難解なバンドだと思っている人もいるかも知れないけれど、理屈抜きにしても、良い曲がいっぱいです。初期の名曲"Radio Free Europe"や、メロディが冴えまくりの"Shaking Through"など、どうしようもないぐらいに好きですね。

② 4作目。John Cougar Mellencampの作品でも有名なDon Gehmanをプロデューサーに迎え、サウンド的にも変化を遂げる事になった重要作。音像がくっきりとして、Michael Stipeのヴォーカルも力強さを増したように思えます。それに加えて、各曲の充実度も高くなっています。シングルが大きくヒットするのは次作以降だけど、この作品ぐらいから注目度もかなりアップして行ったんじゃないかと記憶しています。
超名曲"Fall On Me"、印象的なメロディの"Cuyahoga"など、本当に素晴らしい曲を収録した作品ですね。名盤でしょう。
今年3月の来日ライヴ、忘れられませんね・・・ 本当に最高でした。

③ メジャー移籍後2作目。バンドの創設メンバーでもあったJohn Lombardoが脱退した後の初のアルバムですね。そのJohn Lombardoが前作では収録曲の半数余りを作曲していたんだけど、その辺の喪失を感じさせないどころか、見事な傑作アルバムに仕上がっています。全曲の作曲(共作もあり)を担当しているヴォーカリストのNatalie Merchantの成長が非常に大きいようです。彼女はその後にソロとして独立するんだけど、ここでの成功が何らかの形で影響しているんじゃないかと思ったりします。
どの曲もとても良く書けているし、大好きなアルバムです。彼らの作品としては、1992年発表の"Our Time In Eden"と並ぶ傑作でしょう。9曲目の"A Campfire Song"にはR.E.M.のMichael Stipeがゲスト・ヴォーカルで参加、良い味を出しています。

今日の収穫 2005/07/24

画像今日の収穫・・・CD。

① Ivy / Realistic (1995)
② The Alarm / Change (1989)
③ Suzanne Vega / Nine Objects Of Desire (1996)
④ Nanci Griffith / Flyer (1994)
⑤ Squeeze / Frank (1989) [pic]

価格(税込)・・・①1050円、②250円、③250円、④1050円、⑤1050円。
状態等・・・①~⑤全て中古、輸入盤。

① Fountains Of WayneのAdam Schlesingerも在籍しているバンドの1stフル・アルバム。他の2人はTahiti 80のプロデューサーとしても有名なAndy Chaseとフランス出身のDominique Durand・・・って、この2人は夫婦だったんですね(知らんかった・・・)。彼らのアルバムは"Apartment Life"だけを持っていて、そちらはまずまずの作品だった印象が。でも、FOWと比べるとねぇ・・・ これはどうなんでしょうね。

② UKのWalesのバンドの4作目ですか。初期の2作はどちらも好きなアルバムだったけど、その後のアルバムはなぜか入手せぬままでした。Mike Petersの1998年発表のソロ・アルバムは聴いたんですけどね。良いバンドだったんで、機会を見つつ他のアルバムも。

③ 5作目ですね。前作に続いて、当時の夫Mitchell Froomがプロデュースを担当、Tchad Blakeが録音などを担当しています。ヒットもした"Solitude Standing"の頃の方が好きだけど、前作も不思議な感覚を持っていて心に引っかかる作品でした。ジャケを見る限り、前作からの変化は大きそうだけど・・・?

④ ライヴ盤を除くと、10作目のようです(多分)。Elektraに移籍後2作目で、参加メンバーがなかなかに豪華です。Nanci Griffithは今まで気になりつつも聴けてなかったんですよね。ニック・ホーンビィの小説『ハイ・フィデリティ』中にも何度か名前が出ていたはずだし、やっぱり聴いておきたいのね。これを気に入れば、遡って聴かないと。

⑤ Chris DiffordとGlenn Tilbrookのソングライティング・コンビを中心としたUKのバンドの8作目ですか。実はSqueezeのアルバムはあまり持ってない事に気付いたので、じわじわと揃えようかと。いつでも買えると思っているうちに廃盤になってしまってたんですよね・・・
そんな私ではあるけれど、来月のGlenn Tilbrookのライヴを見に行く予定。彼のソロ作品と共に本作も聴きつつ、当日までの気分を盛り上げたいですね。

第116回TOEIC

たまには、音楽以外の事も。

明日は第116回TOEICの試験日です。TOEICは年に何度か受けているんだけど、今年は目標を達成すべく、根気よく受け続けています。

昨年の春に目標に近い点数を取って、目標クリアも時間の問題かと思っていたら、その後は足踏みと後退を繰り返し、ちょっと情けない気分になっていました。そんな中、前回の5月のテストで自己最高を更新、目標の点数まで文字通りあと1歩のとこまで来ました。今回こそは何とかしたいもんです。とは言え、音楽なしの生活などあり得ない私ですから、前回以降それほど勉強できた訳でもないんだけど・・・

もちろん、TOEICのために英語を勉強している訳ではなく、目標の点数はあくまでも目安ですね。

それと、ずっと洋楽を聴いて来た事が私の英語能力に何らかの影響を与えたのは間違いないですね。この辺の話は機会を改めて、いずれ。

今日の音盤 2005/07/21

画像今日の音盤。

① Big Star / #1 Record (1972) [pic]
② Big Star / Radio City (1974)
③ Chris Bell / I Am The Cosmos (1992)

① テネシー州Memphisで結成されたBig Starのデビュー作。Chris Bellらが在籍していたバンドに元The Box TopsのAlex Chiltonが加入し、Big Starに改名。
これだけのアルバムが当時はほとんど注目されなかったのは残念に思います。Memphisという土地柄か、The Beatlesなどの影響の濃いサウンドのバンドに対する認識の低さのため、レーベルからのサポートも得られなかったようです。この商業的な失敗がChris Bellには大きなショックだったようで、彼はこの後バンドを離れてしまいます。
残念ながら当時は正当な評価を得なかったようだけど、時を経て再評価が進み、様々なアーティストが彼らからの影響を公言するにつれ、多くの人が彼らの作品に耳を傾けるようになったと言えましょう。本当に素晴らしい曲の数々には心奪われてしまいます。名盤。大好きな作品です。

② 何曲かで関わっているものの、Chris Bellがバンドを離れての作品となった2作目。一般的にはデビュー作と同じぐらいの評価を得ているようですが、個人的には1作目の方が良いと思いますね。もちろん、素晴らしい作品なんですが。名曲として名高い"September Gurls"など、やはり良い曲がいっぱい。
CDは1作目と2作目が1枚にまとめられ、お得かつ便利な仕様になっています。未聴の方は是非とも。

③ 1978年にChris Bellが亡くなってから約14年を経た1992年になって発表された、彼の唯一のソロ・アルバム。Big Starを脱退してからは色々な土地で断片的に音楽活動をしていたようです。当時は精神的な落ち込みも激しかったらしいんだけど、ここで聴ける曲には自らの曲への強い思いに支えられたアーティストの全てが刻まれているように感じられます。存命中に、きっちりとした形でリリースされていればと思えてなりません。
バンド時代からの作品を通じて、後のアーティストに与えた影響ももちろん見逃せない側面だけど、彼の音楽そのものの持つ輝きにこそ注目したいですね。曲に息吹く生の感覚には、彼ならではのものが強く感じられます。

今日の収穫 2005/07/19

画像今日の収穫・・・CD。

① Depeche Mode / Construction Time Again (1983)
② Susanna Hoffs / When You're A Boy (1991)
③ Snow Patrol / Songs For Polarbears (1998/1999) [pic]

価格(税込)・・・①250円、②250円、③1350円
状態等・・・①②③全て中古、輸入盤。

① 1985年のヒット・シングル"People Are People"は不思議な魅力を持った曲でした。無機質な音と妙な人間臭さのようなものを発していたメロディ。とは言え、CDを持ってないので、全ては淡い記憶なんだけど・・・ 本作に収録の"Everything Counts"もどこかで聴いた記憶が微かにあるような、ないような・・・ 今後も安価で売られていれば購入して行きたいアーティストです。特に、傑作と言われる1990年に発表の"Violator"は気になりますね。

② 元Bangles・・・だったんだけど、Banglesは2003年に再結成アルバムを発表。Banglesは良い曲を色々と残してくれたバンドでした。Susanna Hoffsのソロ作品、1996年に発表の2作目はJason Falknerも関わっていたりして期待したんだけど、個人的にはイマイチでした。このデビュー作はどうでしょうか。

③ ボーナス・トラック5曲収録のUS盤。ちょっと高めの値段だったけど、日本国内にはそんなに入って来てないだろうしね。これがデビュー盤ですね。2003年に発表の3作目はまずまずの良盤でした。大量にCDを抱えている身なんで、そんなに聴きこめてないんだけど。これを機に、じっくりと聴いてみないとね。

今日の音盤 2005/07/17

画像今日の音盤。

① Toad The Wet Sprocket / Dulcinea (1994) [pic]
② Toad The Wet Sprocket / In Light Syrup (1995)
③ Glen Phillips / Abulum (2001)

① カリフォルニア州Santa Barbaraで結成されたバンドの4作目。このアルバムはちょっとした思い入れのある作品です。90年代の中頃はCDなども買わず、積極的に新たな音を探していませんでした。そんな中、98年にワゴン・セールで何枚かのCDを久々に買ってみたんです。その中の1枚がこれでした。この時に当たり(本作+他に数枚)を引き当てたから、後に音楽に深く入って行ったと言えましょう。
一聴した印象は地味だったけど、何度も聴いているうちに自分にとって大切な作品になって行きました。音の感触はひんやりとしているように思えるんだけど、歌詞やヴォーカルのGlenの独特な歌声も相俟って、不思議な温かさのようなものを感じます。曲も本当に良く書けてます。
音楽に余分な付加価値を求める人向きではなさそうだけど、この実直な作品は時を経ても、人の心を惹きつける魅力を放ち続けるように思う。個人的には、90年代を代表する名盤の1枚。

② アルバム未収録曲を集めたコンピ盤。でも、曲の出来も良いし、散漫な感じはありません。これまでよりもシンプルな音作りをしているように感じられ、それも手伝って、曲の良さに直に触れる事ができるような気がします。やっぱり、良い曲を書いています。
4曲目の"Hobbit On The Rocks"はメロディ展開がXTCっぽいような(・・・などと書いてネットを眺めていたら、XTCをイメージした曲だとか)。3曲目の"Good Intentions"や7曲目の"All In All"が特にオススメかなぁ。

③ Toad The Wet Sprocketの元ヴォーカリストGlen Phillipsの初ソロ作。Ethan JohnsとGlenの共同プロデュース作。バンドは97年のアルバム"Coil"を最後に、98年に解散。バンド時代に良い作品を残し、ヒットもした割りには、このソロ・デビュー作は注目を浴びずにリリースされたような気がします。当時の音楽雑誌でも、ひっそりと紹介されていただけでした。
バンド時代に比べると、演奏なども少し抑えたような感じで、地味ではあります。でも、味わいのある曲に彼のヴォーカルが被されば、説得力を持って響いて来ます。自己を見つめ直した再スタート作品と言えましょうか。今後も聴き続けたいアーティストです。
この後、2003年にライヴ盤をリリースし、今年の3月には新作が注目レーベルLost Highwayからリリースされています。

今日の音盤 2005/07/16

画像今日の音盤。

① The Thrills / So Much For The City (2003) [pic]
② The Thrills / Live From South By Southwest (2004)
③ Fastball / All The Pain Money Can Buy (1998)

① アイルランドのDublinで結成されたバンドのデビュー作。ところが、アイルランドから連想するような音ではなくて、60年代から70年代ぐらいのアメリカ西海岸のサウンドから影響を受けているように思えます。青空の下で演奏しているような陽気な感じ、そして、それと表裏一体とも言えそうな陰の部分も少々。グイグイと惹きつけるような感じではないと思うけど、心のどこかにじわりと残るような魅力を感じます。好感の持てるデビュー作と言えましょう。良い曲が多いです。
翌2004年には早くも2作目を発表するなど、なかなかに創作意欲も旺盛なようで、今後が楽しみなバンドです。野外でのライヴを見てみたいバンドですね。

② テキサス州Austinで開催される音楽フェスSouth By Southwest(SXSWと略記される事が多いようです)。そのSXSW期間中にTower Recordsで行われたライヴを収録したものです(インストア・ライヴなのかな?)。6曲だけなので、ちょっと短いのが難点でしょうか。でも、良い雰囲気は伝わって来て、実際にライヴを見てみたいなぁ~って思います。①にも収録の"Your Love Is Like Las Vegas"は何度聴いても最高!
このCDはUSのTowerRecords.comで購入したんだけど、他では売られてないんでしょうかね。ちょっと分かりませんが。

③ そんなAustinで結成されたバンドの2作目。Austinはテキサス大学がある事も関係してか、音楽の盛んな都市として知られています。ポップなのからルーツ・ミュージックまで、私の好きなアーティストがいっぱいいます。そんな中で、どこか夏の雰囲気を漂わせたFastballを。
このバンドの特徴はラテン風味を織り交ぜたメロディに尽きるんじゃないでしょうか。バンド名から連想されるような直球勝負だけのロック・バンドではなく、大人の味わいとでも言えそうなポップさが心地良いですね。佳作。まず、赤面してしまいそうな1曲目"The Way"を。

今日の音盤 2005/07/15

画像今日の音盤。

① David Mead / Indiana (2004) [pic]
② Josh Rouse / Home (2000)
③ Joe, Marc's Brother / Around The Year With ... (2000)

① New York出身のシンガー・ソングライターの3作目。Fountains Of WayneのAdam Schlesingerをプロデューサーに迎えた前作も良かったけれど、この3作目は格別の出来です。じっくりと紡がれた曲は心にじわりと沁み、静かな魅力に溢れた彼の歌世界が広がって行きます。何度も何度も聴いてしまいます。良い曲いっぱいの傑作。
David Henryがプロデュースを担当しています。この人の事はあまり語られませんが、多くの作品でチェロを弾いたり(本作でも弾いてます)、裏方として重要な役目を担っていたりします。デビュー作(これも良い)にも参加していますね。覚えておきたい存在です。
また、本作にはBrad Jonesも参加しています。彼は現在のアメリカ音楽界でも重要な人物の1人でしょう。以前に紹介したRon SexsmithやSteve Earleのアルバムにも参加しています。今後も彼絡みの作品を紹介する事も多いはず。
2作目の後に録音した音源を集めた6曲入りのミニ・アルバムが最近リリースされたようなので、そちらも早く聴いてみたいですね。

② US出身のアーティストの2作目(Kurt Wagnerと共演のミニ・アルバムを除く)。スタイル的には、シンガー・ソングライターと言っても良さそうなんだけど、もうちょっと微妙な位置にいる存在のように感じます。じわじわと魅力の伝って来るようなタイプで、一聴しての印象はちょっと地味かも。でも、良いんですよね。そんな中、後に映画"Vanilla Sky"のサントラに収録された"Directions"は即効性の高いキラー・チューンに仕上がっています。この辺のポップ感覚が4作目の"1972"で花開いたように思えます。
本作のプロデューサーはデビュー作と同じく上記のDavid Henryで、Brad Jonesも参加しています(1曲のみ共同プロデューサーとしても)。Brad Jonesは"1972"と最新作となる5作目の"Nashville"ではプロデュースを担当。密接な繋がりが感じられますね。

③ ①にも参加しているJoe PisapiaとMarc Pisapiaの兄弟を中心としたバンドの2作目(多分)。Brad JonesとRobin Eatonの共同プロデュース。ちょっと独特なメロディ展開をしているように感じます。そのせいか、耳に馴染むまでは何度かかかりました。でも、その壁のようなものを超えてしまうと、なかなかにクセになるような音と言えそう。
Linksに載せてあるCD Babyで何曲か試聴できるようなので、よければ試聴してみて下さい。一発で気に入る音ではないかも知れないけどもね。CD Babyでreviewを書いている人の名前がDavid Meadですねぇ。
ちなみに、本作はRon Sexsmithが2000年のアルバム・ベスト5に選んでいます。Ronのofficial siteのarchivesでチェックできます。

サマソニまで・・・

サマソニまで・・・残り1ヶ月。大阪の初日に参加予定であります。まだ先のようにも思えるけれど、あっという間なんでしょうねぇ。

サマソニは昨年が初参戦でした。大阪の2日目に。その昨年はFountains Of Wayneと言う確固たる目当てのバンドがいたので、どれを見るのか、ほとんど迷う事はありませんでした。ところが、今年は状況が違います。

さて、今年のサマソニの迷う原因は・・・The La'sの信じられない復活が挙げられますね。名曲"There She Goes"とそれを収録したアルバム1枚を残して、その後は半ば伝説のような存在になっていました。個人的には、深い思い入れがある訳ではないけれど、復活の瞬間(その前日に単独ライヴがありますが・・・)を見てみたいとの思いは強いものがあったりします。そのThe La'sと時間がぶつかるであろうOasisのライヴも1度は体感しておきたいし・・・

The La'sとOasisが別のステージで、それぞれトリを務めるはず。その1つ前のバンドがTeenage Fanclub(TFC)とWeezer。
 ・TFC→The La's
 ・Weezer→Oasis
こうなる訳ですね。サマソニ前後の単独公演も決まってたりするんだけど、どれも行けそうもないしねぇ。何も考えずに素直に楽しめそうなのはWeezer→Oasisかなぁ~とは思うけれど、曲そのものの良さにプラスしてバンドとしての姿勢に共感を覚えるTFCは是非とも見たいとも思う。

さて、その他で見るつもりなのが・・・Caesars、Death Cab For Cutie、Roddy Frame、Bloc Partyなど。これは全て同じステージ(TFCやThe La'sと同じです)なので、ほぼ間違いなく見る事になりそう。この中では、Roddy Frameがやっぱり楽しみ。Aztec Camera時代の曲もやってくれるのかなぁ・・・? 他にも気になる存在はあるけど、欲張り過ぎてもねぇ。

そんなこんなで、1ヶ月前時点での結論は出せませんね。もうしばらく悩みつつ、タイム・テーブルの発表を待つとしましょうか。

今日の音盤 2005/07/12

画像今日の音盤。

① The Thorns / S.T. (2003) [pic]
② Matthew Sweet / Living Things (2004)
③ Pete Droge / Skywatching (2003)

① Matthew Sweet、Shawn Mullins、Pete Drogeの3人によるユニット。それぞれにキャリアを積んで来た3人が集まって作り上げたアルバムですね。アルバムのジャケット通り、大らかで優しさ溢れるメロディに満ちた曲がいっぱい詰まっています。3人によるコーラス・ワークもバッチリ決まっていて、聴いていると本当に心地良いですね。
1曲を除いて他の曲は全てメンバーのオリジナル曲。唯一のカヴァー曲はThe Jayhawksの名曲"Blue"で、これがオリジナルを彷彿とさせる素晴らしい出来。オリジナル曲も、"I Can't Remember"や"No Blue Sky"を始めとして、心に沁み渡るような感じです。最高。

② Matthew Sweetの最新作で、これが9作目でしょうか(ミニ・アルバム&ベスト盤&コンピ盤を除く)。世間一般の評価としては、91年の"Girlfriend"や95年の"100% Fun"が代表作と言えましょうか。私もそう思います。魅力的なメロディとキレのある演奏が奇跡的な同居をしている"Girlfriend"、ひたすらポップで楽しくも歌心いっぱいの"100% Fun"。
そんな傑作を越える出来ではないけれど、この2004年発表の"Living Things"もまずまずの良作ですね。Ric MenckやGreg Leiszなどのお馴染みのメンバーに加え、Van Dyke Parksが鍵盤で参加しています。ちょっと意外な組み合わせでした。

③ 約5年ぶりとなった4作目。The Thornsのアルバムとリリース時期も重なったんで、もっと話題になるかと思ったけど、インディからのリリースのせいか注目されませんでした。これまでの作品の中では最も地味な作風になったのも影響していたのかも。でも、以前よりもリラックスして自分のやりたい事をやっているような感じがして、私的には良い印象を持ちましたが。
バンドを率いての96年発表の"Find A Door"のような突き抜けたメロディが炸裂するような曲を聴きたいとも思うけれど、まずは作品を届けてくれた事を喜びたいですね。The Thornsでの経験を経ての次作を楽しみに待ちたいと思います。

alternative路線なんです・・・か?

blogを始めて、10日余りが経過しました。ほぼ予想した範囲内で進んでいると言えましょうか。

テーマの選び方(『音楽』じゃなくて、『Music』をテーマに選んでいるとことか)や無愛想な記事のタイトルも相俟って、マイナー路線をひた走っているなぁ・・・ いや、これはalternative路線なんですよ、きっと。そう思うと、このblogも親しみが湧いて来るような気が・・・?

まあ、このままの感じでしばらくは続けてみたいですねぇ・・・って、ちょっと自虐的に思っています。良いものは良い、その信念に従うのみです。素晴らしい作品を届けてくれたアーティストへの感謝の意味も込めて、それらを紹介できればと思っています。

ヒット・チャートやメイン・ストリームから少し外れたところに、豊かな魅力に溢れた音楽が力強く鳴っています。ちょっと脇道に逸れてみませんか?

今日の音盤 2005/07/10

画像今日の音盤。

① Steve Earle / Transcendental Blues (2000) [pic]
② Steve Earle / Sidetracks (2002)
③ Mark Stuart / Songs From A Corner Stage (1999)

① 20世紀最後の大傑作アルバム。色々な意味で世の中の枠に納まり切らぬ存在のSteve Earle、彼が20世紀の終わりになって届けてくれたアルバムはアメリカ音楽が辿り着いた境地を知らせてくれるような傑作でした。
名前は知っていたものの、彼のアルバムを聴くのは、これが初めてでした。最初に耳にした時にも軽くショックを受けたけれど、繰り返し聴くうちに、それは静かな感動へと変わって行きました。徐々にルーツ・ミュージックへの興味が増していた時期に、Lucinda Williamsに続いての大きな出会いとなりました。この2人は音楽的にも繋がりがあるんですが、それは別の機会にでも。
地に足の付いたルーツ・ロックを基調としながらも、アイリッシュ音楽など様々な音楽要素を盛り込み、全ての曲が豊かなメロディで彩られています。一聴しただけで彼と分かるヴォーカルも最高。もう、抗いようがないぐらいに素晴らしい。
そして、このSteve Earleが私の大好きなRon Sexsmithの2001年発表のアルバム"Blue Boy"のプロデューサーとして名を連ねているのを見た時の驚きと喜びも忘れられませんね。こんな繋がりも音楽を聴いて行く上での楽しみの1つでしょう。

② アルバム未収録曲などを集めたコンピ盤。当然ながら、まとまりには欠けるんだけど、絶好調期の彼の作品が悪かろうはずがありません。カヴァー曲が何曲か収められていて、興味深い仕上がりになっています。意外なところでは、Nirvanaの"Breed"を直球カヴァーしています。SteveとKurt Cobainは似たところがあるような気もします。
他には、①でも共演していたSharon Shannon(と彼女のバンド)とのセッションからの未発表曲や、Sheryl Crowをゲスト・ヴォーカルに迎えた曲なんかもあります。

③ Steve Earleの義弟Mark Stuartの唯一のソロ・アルバム。Steveの妹Stacey Earleの旦那ですな。MarkはSteveのバック・バンドのメンバーだったので、その繋がりでMarkとStaceyは結婚したんでしょうね、きっと。Staceyも以前はソロ名義でアルバムをリリースしてましたが、最近はStacey Earle And Mark Stuart名義でのリリースが続いており、この2人で音楽活動しているようです。
このMarkのアルバムは良質のルーツ・ミュージック作品に仕上がっていて、かなり地味ながらも、なかなかに味わい深いですね。物思わしい夜に、アルコールを傍らに楽しみたい音楽、そんな感じでしょうか。

今日の音盤 2005/07/09

画像今日の音盤。

① The Wallflowers / Bringing Down The Horse (1996) [pic]
② The Wallflowers / (Breach) (2000)
③ Chris Stills / 100 Year Thing (1998)

① Jakob Dylanを中心としたUSのロック・バンドの2作目。JakobはBob Dylanの息子ですね、念の為。そんな境遇だけに、音楽活動をして行く上では余計な雑音もあったんじゃないかと推察できます。音楽的な志向は違えども、優れた才能は受け継がれていると強く感じますね。
デビュー作はまずまずの佳作だったと思うけれど、この2作目で大化けしたような印象があります。ルーツ寄りの音作りをさせたら天下一品のT-Bone Burnettをプロデューサーに迎えたのも正解(前作のプロデューサーのPaul Foxも好きなプロデューサーなんだけど)。まあ、何よりも曲が良く書けてます。Jakobのヴォーカルも存在感たっぷりだし、バックの演奏も手堅く決めてます。Counting CrowsのAdam Duritzなどがゲスト参加。良い味を出しています。名盤。

② 前作から4年余りを経ての3作目。幾分マイルドになった印象。曲自体の出来は前作に負けないものがあるとは思うけれど、アレンジとかも含めて、前作のような雄大なグルーヴ感が薄れてしまったように感じます。この辺は好みの問題でしょうが。
さて、2作目では名前を挙げなかったけれど、鍵盤担当のRami Jaffeeに関して。このバンドの音作りにおいて、この人の存在は大きいと思うんですね。それはデビュー作から一貫しています。ロックだとギターに注目が集まり勝ちだけど、しっかりした鍵盤奏者がいると、演奏に幅が出るだけでなく、結束感みたいなものを放つように思えます。Bruce Springsteen & The E Street Band然り、Tom Petty & The Heartbreakers然り。
良盤と言える本作の後、2002年に4作目を、そして今年の5月には最新作となる5作目をリリースしています。

③ デビュー作。Chris StillsはStephen Stillsの息子ですね。Stephen Stillsに関しては、私はCSN&Yなどを通じて少し知っている程度なので、比較とかはできませんが。
シンガー・ソングライターの作品と言えるんでしょうが、曲はメロディアスと言うよりはもっとフリー・フォームな感じで、感性の赴くままに曲を進行させているような印象を受けました。これ以降の作品発表が途絶えていて、少し気がかりですね。
このアルバムのプロデューサーEthan Johns、彼はEaglesの初期作品のプロデューサーとして有名なGlyn Johnsの息子ですね。こちらも世代交代しているんですねぇ。Ethan Johnsの名前は覚えておいた方が良いでしょう。

今日の音盤 2005/07/07

画像今日の音盤。

① John Lennon & Yoko Ono / Double Fantasy (1980) [pic]
② John Lennon / Acoustic (2004)
③ Oasis / Definitely Maybe (1994)

① 20世紀の音楽界において最も重要な存在だったJohn Lennonの最後のアルバム。このリリース直後に最悪の事態が起こってしまった訳です・・・ このアルバム自体は前作から5年半以上を経てのリリースで、Johnにとっては復帰作と言え、それを象徴するような曲"(Just Like) Starting Over"も収録されています。この曲や"Woman"での成熟した穏やかな作風を聴いていると、これ以降の作品がどんな風になったであろうかと想像をせずにはいられません。あぁ・・・
Yoko Onoとの共同名義でリリースされている通り、約半数がYokoの曲で、2人の曲がほぼ交互に配されています。彼女の曲は好き嫌いがはっきりと分かれそうだけど、私はそんなに嫌いじゃありません。初めて聴いた時は結構ビックリしたけれど。
今日は七夕でもあり、Johnが地上に舞い降りてないかなぁ・・・などと思いつつ。

② 2004年になって発表された、アコースティック・ギターのみでの演奏の曲が中心のコンピ盤。デモ音源なんでしょうか。ライヴでの演奏もあります。全16曲のうちの9曲は1998年リリースの4枚組"Anthology"にすでに収録されているようで、ちょっと微妙なところがありそうです。まあ、私は"Anthology"を持ってないので、全て初めて耳にした訳ですが。音はあまり良くないし、Johnの歌声もやっぱり通常のヴァージョンの方が素晴らしいと思える。
そんな本作の存在意義は・・・ギターのコード進行が歌詞カードに印刷されている事でしょうか。多分、これ以前にギターのコード譜は市販されているんでしょうが、こんな風に歌詞カードに付属していると、新たにJohnの曲をギターで弾いてみようかと思う人も結構いそうな気がします。私も弾いてみたいけどねぇ・・・

③ 言わずと知れた、UKのロック・バンドのデビュー作。Oasisのアルバムでは2作目が最も好きで、聴く回数にもかなり差があったりします。新作がリリースされた事もあり、これを久々に聴いてみました。以前に聴いた時よりもすんなりと耳に入って来ましたね。やっぱり、ライヴでは盛り上がるんだろうなぁ・・・と改めて思ったりしました。
サマソニにもやって来るんだけど、ステージ割りの関係で見れなさそうな、大逆転で見てしまいそうな・・・ その辺は色々な要素が絡んでいるんで、もうしばらく悩みそう。

今日の収穫 2005/07/05

画像今日の収穫・・・CD。

① Noise Addict / Meet The Real You (1995)
② Shawn Mullins / Soul's Core (1998)
③ Ocean Colour Scene / Marchin' Already (1997)
④ Eggstone / Vive La Difference! (1997)
⑤ Ocean Colour Scene / Anthology (2003) [pic]

価格(税込)・・・①②③の3枚合計で1049円、④350円、⑤750円。
状態等・・・①②が新古、③④⑤が中古。全て輸入盤。

① 現在はソロで活動しているBen Leeが在籍していたAustraliaのバンド。この当時は10代半ばぐらいだったそうな。彼のソロ作は3作目のみ所有してますが、ちょっと独特なポップ感覚を持っていて、気になる存在。彼はBen FoldsやBen Kwellerと組んだ臨時ユニットThe Bensのメンバーでもあります。

② 2003年発表のアルバムが素晴らしかったThe Thornsのメンバーの1人(他のメンバーはMatthew SweetとPete Droge)。彼の作品だけは聴いた事がなかったんで、これを買ってみました。どんな感じなのか楽しみですね。

③ UKのバンド、OCSの3作目。しばらく寝かせていた2作目を今年になって聴いたら、思いのほかに良かったんで、じわりと他のアルバムも買い揃えています。今年の3月に新作も発表されましたね。

④ Swedenのポップ・バンドの3作目。ちょっと前に買った1作目はまずまずでした(そんなに聴き込めてないけど・・・)。

⑤ 再び、OCS。これはシングルのカップリング曲なども収めた2枚組ベスト盤。ネットで調べてみると、新品だと3000円以上はするようなので、まずまずのお買い得品でしょうか。

今日の音盤 2005/07/03

画像今日の音盤。

① Ron Sexsmith / S.T. (1995) [pic]
② Ron Sexsmith / Rarities (2003)
③ Blue Rodeo / Casino (1990)

① 私の最も好きなアーティスト、Ron Sexsmith。カナダ出身の彼のメジャー・デビュー作。Elvis Costelloが絶賛したのも頷ける、素晴らしい内容の作品に仕上がっています。Mitchell FroomとTchad Blakeによるサウンド作りも上々なんだけど、何よりも彼の書く曲の素晴らしさと言ったら・・・ 言葉を大切にするように歌うヴォーカルも本当に心に深く響きます。
彼のアルバムはどれも傑作と言えるけど、このアルバムが最も印象深いですね。1曲目の"Secret Heart"を始めとして、聴けば聴くほどに心に沁みる名曲揃い。永遠の名盤。

② タイトル通り、レアな音源を集めたアルバム。シングルのカップリング曲など、合計16曲。オリジナル・アルバムの出来には少し及ばないとは思うけれど、寄せ集め感は全くなく、ゆったりとした曲が多いので、心安らぐような感じです。
The Boomtown Ratsの名曲"I Don't Like Mondays"のカヴァーを収録。これが思わぬ素晴らしさで、腰を抜かしてしまいそう。もちろん、他のオリジナル曲も良いですよ。

③ Jim CuddyとGreg Keelorを中心としたカナダのロック・バンドの3作目。Ron Sexsmithが①以前に自主制作で発表したアルバムのプロデュースを担当したBob Wisemanが在籍していたバンドでもあります。そのBobによるピアノやオルガンなどが良い味を醸し出していて、普通のロック・バンドとは少し違う印象を与えてますね。
ほのかな哀愁を漂わせつつも、若さや青さを感じさせる曲は胸を打つものがあります。後に色濃くなるルーツ色も、ここではポップな要素を陰で支えているような印象。良盤。

今日の音盤 2005/07/02

画像今日の音盤。

① Velvet Crush / In The Presence Of Greatness (1991) [pic]
② Velvet Crush / Teenage Symphonies To God (1994)
③ George Usher Group / Days Of Plenty (2001)

① Paul ChastainとRic Menckを中心としたUSのバンドのデビュー作。Guitar PopやPower Popといった枠を超えて、全てのポップ・ミュージック・ファン必聴の傑作アルバムでしょう。このアルバムのプロデューサーでもあるMatthew Sweetの代表作"Girlfriend"と同じ年のリリースでもあり、この2作品は併せて聴いておきたいところ。
良い曲だらけだけど、2曲目の"Drive Me Down"はポップ・ミュージックの奇跡を封じ込めたような超名曲。去年のライヴでも盛り上がってたなぁ。

② 2作目。バンド自らのルーツを素直に音に反映させ、前作の勢い溢れる作風からの変化を示した作品。もちろん、疾走感いっぱいの曲もあって、とてもバランスの取れた仕上がりになっていますね。本当に素晴らしい曲揃いで、このアルバムに出会えて良かったと心から思います。
ちなみに、本作は名プロデューサーMitch Easterとバンドとの共同プロデュース作品。彼がバンドの魅力を遺憾なく引き出したと言えるんじゃないでしょうか。

③ George Usherの多分3作目。これ以前はソロ名義でしたが、本作からはバンドを率いての作品となっています。この人のキャリアは結構長いようで、80年代半ばぐらいから幾つかのバンドを渡り歩いていたようです。
私は本作だけしか持ってないんだけど、全体の雰囲気がちょっとMatthew Sweetに似ているような気がしました。演奏は幾分ソフトな感じでしょうか。なかなかに好感の持てるメロディ・メイカーってな感じで、他のアルバムも聴いてみたいなと思わせてくれます。
このアルバムにもMitch Easterは関わっていて、ここではmixを担当しています。

今日の音盤 2005/07/01

画像今日の音盤。

① Jason Falkner / Author Unknown (1996) [pic]
② Jason Falkner / Can You Still Feel? (1999)
③ Cardinal / S.T. (1994)

① このblogのタイトルはこのアルバムから・・・とも言えるんだけど、どっちかと言えば、②に収録の同名曲から取ったと言えましょうか。
The Three O'Clock、Jellyfish、The Graysといったバンド経てリリースされた、待望のソロ・デビュー作。私は2作目を先に聴いた事もあり、そちらの方が好きなんだけど、こちらも珠玉のポップ・チューン揃いの名盤。

② 1曲目のイントロで勝負あり、そんな素晴らしい幕開けのアルバム。人気プロデューサーNigel Godrichを迎えての作品。豊作だった1999年の中でも、最も優れた作品の1つでしょう。メロディの冴え具合は本当に天才的なものを感じさせてくれます。
昨年のTravisと共に来日の予定がキャンセルになってしまったのが本当に悔やまれてなりません。何らかの形で来日ライヴが実現するのを心から願ってます。

③ Richard DaviesとEric Matthewsのデュオによる唯一のアルバム。Richardはオーストラリア出身で、これ以前はThe Molesというバンドのメンバーだったようです。Ericはカリフォルニア州出身。
全体の雰囲気は蒼さを感じさせるChamber Popと言えそうな感じ。繰り返し聴いていると、メロディがじわりと沁みて来ます。このアルバム、入手しにくい状況が続いていましたが、デモ音源などを加えた再発盤が最近リリースされたようです。そちらも早く聴いてみたいですね。
この後、2人は共にソロに。Ericの作品には、友人でもあるJason Falknerが助っ人として参加しています。

始めてしまいました・・・か?

最初なので、軽く挨拶を。

BIGLOBEのBBSで曲紹介をする事、2年余り。その間に離れてた時期もあったりしたけれど、200曲を紹介。有名どころからマイナーなものまで、自分の好きな音楽を紹介できたんじゃないかと思っています。

ところが、BIGLOBEのBBSが閉鎖する事になり、どこかに新たな場所を見つける必要が出て来た訳です。これとは別に、今年の初めからウェブ・サイト開設の準備をして来ましたが、そちらは予定よりも遅れてしまってて・・・ 本来なら、そのサイトの公開に合わせてblogを始めるつもりだったのですが。そんな訳でblogを始めましたが、Webryblogの使いやすさ次第なんだけど、ここは仮部屋になる可能性もあります。

blogの内容は音楽の事を中心に、色々と書ければ良いかなって思っています。まあ、のんびりやれればと。

melody.という女性シンガーがWebryblogでblogをされているようなんだけれど、BIGLOBEのBBSで使っていたHNのMelodyをそのまま使う事にしました。

そんなこんなで、よろしくお願いします・・・か?