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zoom RSS Best Albums Of 2009 - IV

<<   作成日時 : 2010/03/31 23:20   >>

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2009年のベスト、続きです。

01. Chris Laterzo And Buffalo Robe / Juniper And Piñon
4作目。
今回はバンド名義となっているけど、基本的には特に変わらず。
女性ヴォーカルがバックに入る辺りが、最も大きな変化でしょうか。
1997年作のデビュー盤"American River"では、Neil Youngからの影響を濃厚に感じさせましたが、その後、もう少しオープンな雰囲気のロック寄りにシフト。
まあ、その辺の細かい事はどうでも良くて。
この新作も含めて、デビュー盤のジャケットの雰囲気をそのまま音にしたようなとこがあり、時代の流れとは別次元で奏でられている音と言えるかも。
でも、時代と密接な位置にある音なんて、私には寒々しく感じられるものが多くて、敬遠しがち。
同じように感じている人は少なくないはず。
このアルバムがその答えとは限らないだろうけど、向き合ってみて欲しいと心から思う作品。
できれば、デビュー盤から順に。
陳腐な表現になるけど、現代屈指のシンガー・ソングライターの1人ですよ。

02. Jason Falkner / All Quiet On The Noise Floor
大阪でのライヴの状況を予見したようなタイトルに思わず涙なのですが、まあ、それはそれ(ライヴ自体は最高に楽しませてもらいましたよ)。
久々だった前作後の来日を経て、アップな状態にあるのが手に取るように伝わってくる作品。
ライヴ映えするとの予想通りに、生でも素晴らしかった。
要所で配されたスロウな曲の威力は絶大で、特に"The Lie In Me"は彼らしさに溢れた名曲。
ライヴでも思わず目頭が熱くなってしまったのでした・・・
とにかく、これだけ短い間隔でリリースされたのは嬉しい誤算で、内容の方も彼らしさが発揮されていて、ファンとしては十分に満足の内容。

03. Peter Holsapple & Chris Stamey / Here And Now
ex-The dB'sの2人による久々の共演盤。
91年以来だから、18年ぶりの2作目。
その間には、ソロ作品、バンドでの作品、プロデュース業などがありましたが、再び集って仕上がった作品は時の流れをあまり感じさせないような質感でした。
The dB'sと言えば、R.E.M.、The Feelies、10,000 Maniacsなど(他にも色々とあるけど、それを書くべき人は私などではなく・・・)と共に80年代前半のカレッジ・シーンと言われたムーヴメントの中心にいたバンド。
そういった点(つまり、時は流れた・・・という事です)を考えると、もっと枯れた音を発していても良さそうなのに、そんな事は全くと言って良いほどなくて、これまでの延長線上で落ち着いた佇まいで奏でられる曲には何とも言えない安らぎを感じてしまう。
音楽のあるべき理想の一片を見たような気がするのです。

04. The Minus 5 / Killingsworth
Scott McCaugheyによるバンド、あるいは、プロジェクト。
初期のアルバムを持ってはいるのだけど、そんなに聴いていなかったし、しっかりと聴くのは初めてに近い状況。
Scott McCaugheyによる別動隊のYoung Fresh Fellowsも似たような接し方だったんだけど、そちらは数年前から気になっていて、アルバムを集め始めていたのです。
で、その両者の作品が同時期にリリースされ、初めてじっくりと聴いてみたのです。
音の方はほぼ予想していた感じで、ラフなパワー・ポップという感じのあちらに対して、こちらはルーツ風味が適度に効いていて、緩い音作りの中に溢れる歌心が何とも心地良い。
3曲目とか、骨抜きですよ(タイトルからすると、別の物を抜いていそうではあるけども?)。
ツボを突かれた1枚。
過去の作品も聴いてみます。

05. Ben Kweller / Changing Horses
4作目。
カントリー・ミュージック寄りへ大きくシフトしており、これまでとは一味違う作品と言えそうなんですが、何度となく聴いているうちに、そういう感覚は薄れてきて、彼らしさが存分に発揮された作品だと感じられるようになりました。
2009年には、来日も実現しましたが、そのライヴにおいても、本作からの曲は過去の作品と違和感なく溶け込んでいましたしね。
傑作だったデビュー作に次ぐ出来だと個人的には思う。
あの頃に抱いていた期待感についに応えてくれたという感じです。
思わず何度となく繰り返し聴いてしまうような、そんな魅力を持った作品。

2009年を振り返ってみると、時間の使い方に変化が生じ、音楽を聴く時間、特にこのblog的には、ポップ・ミュージックを聴く時間は減ってしまったはず。
でも、このベストをまとめていく中で、音楽と新たな気持ちで接する事ができているように感じられた部分があり、ここ数年のもやもや感ともお別れできそうな気もしています。
まあ、そんな風に思わせるぐらいに充実した作品と多く出会えたという事だったのだと言えるでしょう。
旧譜に関しては、初回の記事で書いたので省略しますが、新譜に関しては、突出した作品はなくて、20枚に明確な差がある訳ではありません。
記事としてまとめるのが遅れただけに、それなりに聴き込みましたし、そんな微妙な差異を、現時点での自分の感覚として、適切と思える並びに何とか持ってこれたんじゃないかと思います。
2010年も3ヶ月が過ぎようとしていて、どれだけ2009年を引きずるねんとの思いで過ごしてきましたが、ベストの記事を書き終えて、私もこれで何とか2010年を迎えられそうです。
発売延期で今年になってリリースされたFreedy Johnstonの新作とか、ずっと聴きたかったのに、聴かずに我慢していましたからねぇ。
明日から聴きまくりですよ。

大幅に遅れてしまいましたが、これにて2009年のベストも完結です。
他にも何か書いておくべき事があったような気がしますが、思い出したら、また改めて書くとしますか。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
お久しぶりです。
ベストの発表待ってましたよ。今回も十分に楽しませて頂きました。
またしても興味をそそられるアルバムが多くて困ってしまいます。
毎年毎年何とも罪作りなベスト発表ですね。笑

Jason Falkner、ライブに行かれたようで羨ましい限りです。
僕もライブに行けてたらもう少し順位が上だったかなと思ったりも。
Ben Kwellerも然り・・・
どちらにしろ、Brendan Bensonのところでも言われてましたが
ソロ作が途絶えないことが一番ですね。これはホントに同意します。
Jasonは次は何年後か分かりませんが、この調子ならそう遠くないはず。

さてFreedy Johnstonはもう聴かれたのでしょうか?
僕ももちろん聴きまくりですよ。
これから心置きなく2010年の音楽を楽しんで下さいね。
gby
URL
2010/04/02 22:54
どうもです。
ベストの発表、随分と遅れてしまいましたが、何とかまとめられましたよ。
抜けた作品がなく、それぞれに良い出来だったので、かなり手間取りましたが、そのせいもあってか、かなり聴き込めたし、作品への理解を深められたようにも思います。
好みに共通する部分がある人のベストに選ばれている作品、やはり気になるものがありますよね。
一段落ついたので、gbyさんを始めとして、チェックさせてもらっている人の選出盤を気になるとこから少しずつ聴き進めていければと思っています。

Jason Falknerのライヴは前回と同様に非常に素晴らしく、最高に楽しませてもらいました。
ただ、あれだけの良曲揃いなんだから、もっと観客が一緒に歌うような感じになって欲しいんですけどね。
Ben Kwellerの時にも、そう感じましたが・・・
一緒に歌いたくなると言うか、一緒に歌ってしまうような曲が好きだし、そういう曲を聴いているという認識が自分の中にはあるので、せっかくの生で体感できる場で歌わないというのが理解できんのです。
まあ、ソロで静かに弾き語りという場合だと、聴き入っていたいという時も多いんですが。
話が脱線したようなので、軌道修正。
好きなアーティストが適度な間隔を置いて、きちっと良い作品を届けてくれるというのが理想ですよね。
どこで何をされているのやら・・・っていう人もいて、ふと心配になったりしますしね。

Freedy Johnstonの新作、聴き始めたとこですが、かなり良さそうですね。
ポップ志向を全開にしたとでも言えそうなカヴァー・アルバムの流れを汲みつつ、彼ならではの味わいが溢れていて、新鮮な中にも安心して聴けるものがありますね。
今の季節にも合いそう。
そんな訳で、2010年も良い感じで音楽を聴く事ができそうな予感。
Melody
2010/04/04 21:30

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